少女をレイプしたオランダ人の男性、五輪のビーチ・バレー代表に選ばれる
過去に児童レイプで有罪判決を受けたオランダ人が、オリンピックのビーチ・バレー代表に選ばれた。
2014年にイギリスで少女をレイプ
そのオランダ人とは、Steven van de Velde選手(29)だ。
彼は2014年、当時19歳だった時にイングランドの町、ミルトン・キーンズを訪れ、Facebookで連絡を取り合っていた12歳のイギリス人少女と会い、レイプしたという。
そして2016年3月にはイギリスで4年の刑を宣告されたが、オランダへ移送された後、12カ月の刑期を終え、2017年に釈放されたそうだ。
その後、Velde選手は、ビーチ・バレーの練習を再開。23歳のパートナーであるマシュー・イマース選手とともに今年、パリ・オリンピックのオランダ代表に選ばれた。
オランダはパリ大会への参加を支持
オランダ・バレーボール連盟は、Velde選手から復帰したいとの申し出があった時、国際バレーボール連盟(FIVB)などの団体と徹底的に話し合ったという。
Velde選手は刑期を終えた後、カウンセリングを受けており、周囲の人々にも反省の姿勢を見せたため、選手としての復帰を認めたそうだ。オランダ・バレーボール連盟のミシェル・エヴェラート氏は、次のように語っている。
「彼は現在、オランダのバレーボール界に完全に復帰しています。彼は模範的な人間で、プロであることを証明しており、復帰以来、彼を疑う理由はありません。私たちは彼とマシューが勝ち取ったパリ大会への参加を全面的に支持します」
国際オリンピック委員会も、個々のチームメンバーの指名は、それぞれの国内オリンピック委員会の責任であるとし、この判断に介入しないと述べた。
ただイギリスのオリンピック委員会は、オランダの決定に「重大な懸念」を抱いているという。(了)
出典元:METRO:Convicted child rapist set to represent Netherlands at the Olympics(6/26)