毒入りのスイカを食べたロシア兵12人が死亡、30人が入院【ウクライナ】
ロシアが占領しているウクライナの地域で、住民から購入したスイカを食べ、数多くのロシア兵が死亡したと報じられている。
マリウポリのパルチザンが提供
その出来事が起きたのは、ロシアの占領下にあるウクライナ南東部の都市、マリウポリとされている。
ウクライナの「24カナル」通信社によれば、そのスイカは毒入りで、地元のパルチザンの抵抗勢力からロシア人に渡され、その後ロシア兵に売られたという。
そしてロシア人はスイカに毒が盛られたことを知らず、それを食べた12人のロシア兵が死亡、30人が入院を余儀なくされたそうだ。
商売目的のロシア人が軍に売る
亡命中のマリウポリ市長の顧問であるPyotr Andryushchenko氏によれば、ロシアからやって来て金儲けをしたいという商人が多くおり、彼らがロシアの軍事基地にスイカを供給しようとしていたという。
そしてこのロシア人の商人が、地元のパルチザンから毒入りのスイカと知らずに受け取り、それを安値でロシア軍に販売したそうだ。
しかもウクライナ人は、このスイカの配送には一切関与していない。
マリウポリは、2022年にロシア軍の攻撃により陥落し、その後は廃墟となったが、今でも小規模な破壊活動を行うレジスタンス組織が散在しているという。
また昨年、クリミアのレジスタンス組織が毒入りウォッカを供給し、それを飲んだロシア兵24人が死亡したとも報じられている。
さらに2022年にも、ウクライナ北東部のハルキウ州で、毒入りのパイを贈られたロシア兵がそれを食べ、2名が死亡しているそうだ。(了)
出典元:MailOnline:At least 12 Russian soldiers ‘killed and 30 more hospitalised after eating poisoned watermelons sent by Ukrainian resistance fighters in occupied city’(7/22)