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「神の名においてレイプする」イスラエルの入植者が、パレスチナ人を脅迫【動画】

「神の名においてレイプする」イスラエルの入植者が、パレスチナ人を脅迫【動画】
X_B'Tselem

ヨルダン川西岸地区で、イスラエル人の入植者が、パレスチナ人の住民を脅す様子が撮影された。

 

性的暴行があった刑務所の名を挙げる

 

イスラエルの人権団体「B’Tselem」は、ヨルダン川西岸地区で、イスラエル人の入植者が、パレスチナ人の住民に対して脅迫する動画を公開した。

 

この出来事は8月25日に起きたとされ、映像には覆面をした数人のイスラエル人の入植者が牛を連れて、ヘブロン南部の町、Khirbet Wadi a-Rakhimにあるパレスチナ人の家を訪れる様子が映っていた。

 

入植者の男たちは、パレスチナ人の男性に向かい、「ここは俺たちの土地だ」と告げ、「この土地は神によって与えられた」と主張した。

 

そして1人の入植者は「いつか、お前と刑務所で過ごすことを楽しみにしている」と告げ、最近パレスチナ人の受刑者がイスラエルの看守に集団で性的暴行された、悪名高きSde Teiman刑務所の名前を挙げた。

 

その上で「知っているか?Sde Teimanを?」と尋ね、「彼らがいうように、神の名におけるレイプ(が行われた場所)だ」と脅したという。その動画がこちら。

 

難民キャンプも襲撃され5人が死亡

 

またパレスチナの保健当局は26日、ヨルダン川西岸地区にあるNur Shams難民キャンプで、イスラエル軍の攻撃により5人のパレスチナ人が殺害されたと明らかにした。

 

さらにヨルダン川西岸地区の町、Idhnaもイスラエル軍が襲撃し、町の住民に向けて実弾や催涙ガス弾などを発砲。多くの住民が催涙ガスに苦しみ、2人がゴムでコーティングされた弾に当たり、負傷したという。

 

ヨルダン川西岸地区の町、Turmus Ayaにもイスラエル軍が入り、パトロールなどを行ったそうだ。

 

昨年10月以来、イスラエル軍はヨルダン川西岸地区での襲撃を強め、すでに1万人以上のパレスチナ人が拘束されている。

 

ガザ地区でも30人が殺害される

 

一方、ガザ地区でもイスラエル軍による攻撃が続けられ、26日には北部のガザ市で、ドローン攻撃により、少なくとも7人のパレスチナ人が殺害された。

 

また北部のジャバリア難民キャンプでも、イスラエル軍の攻撃により3人のパレスチナ人が殺害され、多くが負傷したという。

 

ガザ地区中部のDeir el-Balahでは新たな避難命令が出され、医療施設「アル・アクサ殉教者病院」にいた患者らも、移動を余儀なくされたそうだ。

 

ガザ地区の保健当局は26日、過去24時間で30人のパレスチナ人が殺害され、66人が負傷したと発表。昨年10月以来、少なくとも4万435人のパレスチナ人が死亡し、9万3534人が負傷したと明らかにした。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: Seven killed in Gaza City drone strike(8/26)

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