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オーストラリアの客船で、作業員らがKKKを思わせる衣装を着て歩く【動画】

オーストラリアの客船で、作業員らがKKKを思わせる衣装を着て歩く【動画】
X_New York Post

オーストラリアの客船の中で昨年、清掃員が白い服を着て歩く、異様な姿が撮影された。

 

8人の清掃員が白い服装

 

その客船とは、オーストラリアの会社「P&Oクルーズ」が運航している、「パシフィック・エクスプローラー号」だ。

 

昨年の12月、この船がメルボルンからタスマニア島の町、ホバートへ向けて航行していた際、クルーズ船の8人の清掃員が、白い衣装を着て現れたという。

 

その衣装は、目に穴が開けられており、悪名高い白人至上主義グループ「KKK(クー・クラックス・クラン)」を思わせたそうだ。

 

「かき氷」の衣装だと説明

 

ある乗客は、清掃員たちの衣装に憤慨し、動画をSNSに投稿。「2024年に、これが適切なのか?」と疑問を呈した。

 

またその場にいた乗客たちも怪訝な表情を浮かべており、乗客の1人であるテリーさんも「とても異様だった」と述べ、後にクルーズ会社に問い合わせをしたという。

 

クルーズ会社は「パシフィック・エクスプローラー号のクリスマスをテーマにしたイベントで、作業員は逆さまのかき氷(snow cones)の格好をしていた」と説明したという。

 

しかし現在も、なぜ清掃員らが「かき氷」の格好をしていたのか、理由は明らかになっていない。

 

ただ「P&Oクルーズ」の広報担当者は、清掃員らが「KKK」のことは意識しておらず、深刻に考えていなかったとし、「乗客の気分を害したのなら、後悔しております」と謝罪した。

 

「KKK」は1865年にアメリカのテネシー州で設立されたが、オーストラリアではそれほど広く知られていない。(了)

 

出典元:NYPost:Cruise passengers horrified as workers parade around while dressed as ‘KKK members’ — and their explanation is mystifying(1/22)

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