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ウクライナがロシアの爆撃機をドローン攻撃した時の、新たな映像を公開【動画】

ウクライナがロシアの爆撃機をドローン攻撃した時の、新たな映像を公開【動画】
X_Anton Gerashchenko

ウクライナは先日、ロシア領内にある軍用飛行場などをドローンで攻撃したが、その時の新たな映像を公開した。

 

41機を破壊または損傷か

 

ウクライナ保安庁(SBU)は6月1日、ロシア領内にある4つの軍用飛行場や空軍基地を、ドローンで攻撃。ロシア軍の戦略爆撃機やその他の戦闘機を含む、41機を破壊または損傷させたと主張した。

 

SNSにも多くの爆撃機などが炎上する動画が投稿されたが、6月4日には攻撃時の、新たな映像が公開された。

 

そこには数多くのドローンが、爆撃機の機体などに接近する様子が映っていた。

 

プーチン大統領は報復を示唆

 

ウクライナ側によれば、この作戦は「スパイダーウェブ(蜘蛛の巣)」と呼ばれ、計画には18カ月も要したという。

 

この作戦では、ロシア領内に秘かに運ばれたドローンが、トラックに積まれた貨物から飛び立ち、飛行場に駐機していたロシア軍の爆撃機を攻撃したそうだ。

 

アメリカのトランプ大統領は6月4日、ロシアのプーチン大統領と1時間以上にわたり電話で会談。その際、プーチン大統領はこのドローン攻撃に言及し、「飛行場への攻撃には対応(報復)しなければならない」と述べたという。

 

またプーチン大統領は4日、側近とのオンライン会談で、ウクライナが30日から60日間の無条件停戦を提案したことについて、「なぜ彼らに戦闘の猶予を与えるのか。その猶予は、ウクライナ政権に西側諸国の武器を注入し、強制動員を継続させ、新たなテロ行為を準備するために使われるのに」と疑問を投げかけ、停戦の可能性を改めて否定した。

 

一方、6月2日にトルコで行われた和平交渉では、両国は多くの捕虜の交換と、遺体の移送について合意したという。

 

またその後、ロシア側は、拉致された300人以上のウクライナの子供たちの返還に「取り組んでいる」と述べたそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Putin tells Trump Russia ‘will have to respond’ to Ukraine drone attack(6/4)

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