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米海軍の特殊部隊が北朝鮮に秘かに上陸、極秘作戦を行っていた!

米海軍の特殊部隊が北朝鮮に秘かに上陸、極秘作戦を行っていた!
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以前、アメリカ海軍の特殊部隊が北朝鮮に上陸し、作戦を遂行しようとしたと、ニューヨーク・タイムズ紙が報じている。

 

特殊部隊「SEALs」を派遣

 

その作戦が実行されたのは、2019年初頭。当時は、トランプ大統領が北朝鮮の核開発計画を阻止するため、金正恩委員長と重要な核交渉に臨もうとしていたという。

 

その頃、アメリカ軍は海軍の特殊部隊「SEALs」を秘密裏に、北朝鮮へ派遣する計画を提示。トランプ大統領は、その作戦を承認したそうだ。

 

実際に派遣されたのは、「SEALsチーム6」。このチームは、2011年5月にパキスタンでオサマ・ビンラディンを殺害した部隊とされている。

 

3人の漁師を殺害

 

この作戦では、「SEALs」のチームが潜水艦で北朝鮮の沿岸に潜入し、気付かれずに監視装置を設置する計画だったという。

 

しかし「SEALs」が北朝鮮の浜辺に上陸した後、ある帆船に発見されたそうだ。「SEALs」の兵は、北朝鮮軍の船ではないかと恐れ、発砲。乗船していた約3人を殺害した後、遺体が海底に沈むよう肺を刺したという。

 

その後、乗船していた3人が貝などをとるダイバーだったと判明。「SEALs」のチームはすぐに撤退し、作戦は失敗に終わったそうだ。

 

これまで一度も報道されず

 

この作戦については、6年間機密扱いとなっており、これまで一度も報道されたことはない。

 

トランプ政権は、この作戦やその失敗について議会と議会の情報監視委員会に報告しなかったとされ、専門家は連邦法に違反した可能性があると指摘している。

 

当時は金正恩氏が、アメリカに到達可能な核兵器を開発したと主張しており、北朝鮮にSEALsチームを派遣することは大きなリスクを伴ったが、交渉で戦略的優位性を獲得するために、この作戦が必要だと判断されたという。

 

トランプ大統領は9月5日、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた2019年の「SEALsチーム6」の極秘作戦について、「何も知らない。初めて聞いた」と述べたそうだ。

 

ニューヨーク・タイムズ紙は、記事において「民間政府関係者、トランプ政権初期のメンバー、任務について知る現役および元軍人を含む24名」の話を引用し、トランプ大統領がこの任務を承認したと伝えている。(了)

 

出典元:MailOnline:Inside Trump’s top secret special forces raid that turned into a deadly midnight shootout in North Korea(9/6)

出典元:ABC News:Trump says he doesn’t know ‘anything’ about reported violent, failed SEAL Team 6 mission in North Korea(9/6)

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