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母親に唇を噛み切られた少女、養子に迎えられるも急死

母親に唇を噛み切られた少女、養子に迎えられるも急死
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6歳の幼さで、自らの母親によって唇を噛み切られた悲劇の少女の存在をご存じだろうか。そんな彼女が養子として迎えられた家庭で、急死したことが明らかとなった。

 

理由は夜中に泣いたから

 

自らの母親によって唇を噛み千切られた少女は、ロシア人のKatya Spesivtsevaさん。

 

彼女の身を悲劇が襲ったのは、Katyaさんが当時6歳であった2015年のことだ。

 

脳性麻痺を患うKatyaさんは、この日の夜中泣き始め、当時33歳であった母親を起こしてしまう。

 

するとこれに母親が激怒。

 

「黙れ」と言いながらKatyaさんのことを叩き始めるも、Katyaさんは恐怖のため、さらに大きな声で泣いてしまう。

 

そんな様子を見て怒りを募らせた母親は、なんとKatyaさんの下唇に噛みつき、そのまま噛み切るという恐ろしい行為に及んだという。

 

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その後も母親はKatyaさんを放置

 

しかもその後、母親は数日間にわたり、Katyaさんのことを放置。

 

数日経った後に救急車を呼ぶまで、Katyaさんは痛み止め等を摂取することもなく、激しい痛みに耐えざるを得なかったという。

 

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その後、Katyaさんは病院へと搬送されることとなるが、その際処置を行った医師らはKatyaさんの母親が唇のみならず鼻までも噛み千切ろうとした形跡があることを指摘している。

 

さらに医師らはKatyaさんの身体に、新しいものから古いものまで多くのあざがあったことも認めている。

 

病院に搬送された後、Katyaさんはそれから1年にわたり複数の病院で処置を受けることとなったが、ケガ以外にも彼女は母親の無関心を理由とする様々な病気を抱えていたことが明かにされている。

 

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養子として愛されたKatyaさん

 

しかし、そんなKatyaさんにもついに変化の時が訪れる。

 

Anna Makarova-Bespalovaさんにより、養子として迎えられることとなったのだ。

 

KatyaさんはAnnaさんとその家族によって世話をされ、愛されたという。

 

生まれた直後に父親が家庭を去り、母親からも暴力を受けてきたKatyaさんにとって、Annaさんの家庭での時はきっと掛け替えのないものとなったことだろう。

 

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9歳にしてこの世を去ったKatyaさん

 

ところが、そんなKatyaさんの幸せは長く続かなかった。

 

Katyaさんは心不全のため、わずか9歳にしてこの世を去ることになってしまったのだ。

 

この突然の死にAnnaさんは「私たちはKatyusha(Katyaさんのあだ名)の私たちの元を去るという選択に対し、準備ができていませんでした」とコメント。

 

さらに「私たちと一緒にいた時間はそれほど長いものではなかったですが、私たちの家族は彼女の死によって辛い時を過ごしています」として、悲しみを滲ませている。

 

ちなみにKatyaさんの実の母親は、彼女への暴力によって4年間の収監を言い渡されたと共に、Katyaさんの親権をも既に失っているという。

 

わずか9歳の若さでこの世を去ることとなってしまった悲劇の少女Katyaさん。あの世で幸せな時を過ごせるよう、ご冥福をお祈りする。(了)

 

 

出典:The Sun:Girl, 6, whose lip was BITTEN OFF by her own mum to ‘stop her crying’ dies one year after finally being adopted by a family who loved her(9/11)

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