ドイツの通りに設置された、エルビス・プレスリーの信号機がユニーク
ドイツの街で、非常に珍しいユニークな信号機が設置され、注目を集めている。
浮かび上がる2つのシルエット
その街とはフランクフルトの北にある、フリートベルクとされている。
この街の通りに先日、伝説のロックスターであるエルビス・プレスリーのシルエットを映した信号機が取り付けられたという。
この信号機では、赤信号の時にはマイクを掴んだプレスリーのシルエットが浮かび、青信号の時にはダンスをしている姿が映し出されるそうだ。
このアイディアは、訪れる人たちが目を引くような特徴を街につけようと考え、生まれたとか。そして初期費用は日本円にして、約11万5000円かかったとされている。
Stop and rock: New Elvis Presley traffic light flashes in Friedberg
プレスリーを選んだ理由とは?
しかしなぜこの街は信号機に、アメリカ人であるエルビス・プレスリーを選んだのだろうか。
実はプレスリーは1958年から1960年の間、アメリカ陸軍の兵役に就いていた時に、このフリートベルクの街に着任していたという。
無論、すでに当時プレスリーは歌手して大人気だったため、街の人々も彼を好きになり、その後プレスリーに因んで広場の名前もつけたとか。
Elvis Presley traffic lights appear in town where he was stationed with US Army(between 1958 and 1960) near Frankfurt.
また近くにあるBad Nauheimという街では、2002年から毎年エルビス・プレスリーの映画祭を開催しているそうだ。
車用の信号機だと危険な気もするが、歩行者用ならユニークで、いいアイディアと言えるかもしれない。(了)
出典元:CNN:Elvis Presley traffic lights appear in town where he was stationed with US Army(12/7)
出典元:NYPost:It’s now or never pedestrians: Town installs Elvis lights(12/7)