大迫力の巨大な女性のブロンズ像、イギリスの港町に出現
イギリスでこれまでにない巨大な女性像が設置されることになり、注目を集めている。
高さ約7m、重さ10t
イングランド南西部にある港町のプリマスには先日、大きな女性のブロンズ像が船で運ばれ、陸揚げされた。
その像は「Messenger」と呼ばれ、高さは23フィート(約7m)、重さは10t。製作費は約6600万円もかかったとされ、イギリスで最も大きなブロンズ像になるという。
そして3月18日、像は町にある劇場「Theatre Royal」の前に設置され、3月22日に一般にお披露目されるそうだ。
過去のB級映画を思い起こさせる
このブロンズ像を作ったのは、アーティストのJoseph Hillierさん。
彼によればこのデザインは、以前劇場でシェークスピアの「オセロ」のリハーサルをしていた女優のポーズに刺激を受けたものだという。
またこの像は、「パワフルな女性」や「秘められた力」、そして「彼女の行動で世界を変えようとしている姿」を表現しているそうだ。
ただし作者の意図に反し、この巨大な女性像には、「1958年のB級映画『Attack Of The 50ft Woman(妖怪巨大女)』のポスターを思い起こさせる」といった意見も寄せられているとか。
さらに来訪者はこの像の下を通れるのだが、これにより破壊行為を助長したり、いやらしい写真の背景を提供したりするのでは、との懸念の声もあるという
しかし街は、この像が新しい街のランドマークとなり、有名になることを望んでいるそうだ。(了)
出典元:TRTWORLD:Britain’s biggest bronze statue crosses land and sea to reach new home(3/19)