アリアナ・グランデがPTSDにかかっていることを告白、脳のスキャン画像を公開
歌手のアリアナ・グランデさん(25)が、自身の脳のスキャン画像を公開し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)にかかっていることを告白した。
3つの脳の画像をインスタに投稿
アリアナさんは4月11日、自らのインスタグラム・ストーリーズのアカウントに、スキャンされた脳の画像を投稿。その上で、自身にPTSDの症状が現れていると説明した。
投稿された写真は3つあり、最初は正常な人の脳の写真、もう1つはPTSDにかかった人の脳を表したもの。
そして3つめにアリアナさん自身のスキャンされた脳の画像があり、「滑稽で恐ろしい。これはジョークではありません」とコメントした。
マンチェスターで自爆テロに遭遇
アリアナさんは2017年、イギリスのマンチェスターでコンサートを開いていた時、会場で自爆テロに遭遇。この事件では22人が死亡しており、以来、彼女は大きなトラウマを抱えてきたという。
今回、彼女はPTSDがどのように脳に影響を及ぼすかを示し、この病気の恐ろしさを啓発し、皆の理解を促すために自身の画像を投稿したそうだ。
画像ではPTSDの活動が明るい光で表されているが、彼女の脳ではその部分がかなり多くなっているのが分かる。
トラウマを抱えた3人に1人が陥る
PTSDとは交通事故や襲撃、戦争、誘拐や捕虜などの経験により、深刻なトラウマを抱えた人、3人のうち1人がかかるとされている。
専門家も、なぜPTSDに罹る人とそうでない人がいるのか分からないそうだが、過去に不安症や鬱を患った人が、よりPTSDに陥りやすいと考えられているという。
自爆テロという恐ろしい事件に遭遇したアリアナさん。それでも彼女は再びマンチェスターを訪れると、今年の2月に発表している。(了)
出典元:FOX NEWS:Ariana Grande shares ‘terrifying’ image of her brain scan displaying effects of PTSD(4/12)
出典元:THE Sun:BRAINS BEHIND IT Ariana Grande shares picture of her brain scan showing the effect of PTSD two years after Manchester bombing(4/13)