ローマ法王が遅刻?実は故障でエレベーター内に閉じ込められていたことが判明
バチカンにあるエレベーターの中で、ローマ法王が閉じ込められる事態となった。
法王が25分も閉じ込められる
9月1日、バチカンにあるサンピエトロ広場には「お告げの祈り」のために数千人が集まり、皆がローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が現れるのを待っていたという。
しかし開始時刻から7分たってもフランシスコ法王が姿を現さず、皆が首をかしげたそうだ。
その後、サンピエトロ広場を望む書斎から、フランシスコ法王が姿を現し、皆に次のように語りかけた。
「まず最初に、私は遅れたことに対し、皆に謝罪しなければなりません。私はエレベーターの中で25分も閉じ込められていたのです」
消防士への拍手を求める
法王はエレベーターの電源について言及し、それが失われたためエレベーターが止まったと説明。
さらに「神のおかげで、消防士が助けて(介入して)くれたのです」というと、人々を祝福する前に、消防士たちへの拍手を求めたという。
その後、法王は通常のお言葉を述べ、教会の最も新しい枢機卿になる13人を選出したことを報告したそうだ。
ただしバチカン側は、エレベーターが止まった時に、法王が1人だったのか、それとも付き添いの人間がいたのかは、明らかにしていない。(了)
出典元:ABC News:Where’s the pope? Stuck in Vatican elevator until rescue(9/1)