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武漢に残されたペットは5万匹?餓死の危険性があると活動家が警鐘を鳴らす

武漢に残されたペットは5万匹?餓死の危険性があると活動家が警鐘を鳴らす
Facebook/Humane Society International

災害など社会に大きな混乱がもたらされた時、人間と一緒に暮らしてきたペットも被害を受ける。

 

そして新型コロナウイルスの拡大により封鎖された中国、武漢でも多くのペットが取り残され、危険な状態にあるという。

 

最大で5万匹が家に残されていると予想

 

そう主張するのは武漢市内で、多くのペットを救助する活動を続けている、Lao Maoさんだ。(ただし本名ではない)

 

彼によれば、武漢の住宅に残されたペットは最大で5万匹いると見積もっているという。その上でMaoさんは次のように述べている。

 

「私の控えめな予想では、約5000匹のペットが家の中に閉じ込められています。ペットたちはこれからの数日で、飢えから死んでしまうかもしれません。私を含めたボランティアのチームは、1月25日以来、1000匹のペットを救ってきました」

 

ペットを置いていった状況とは?

 

実際、Maoさんは飼い主の要請で家の中に押し入り、10日間も閉じ込められていた2匹の飢えたネコに餌を与えることができたという。

 

その飼い主は、休暇で3日間だけ武漢から離れる予定だったが、市内が封鎖され、または旅行制限が出されたため、武漢市内の自宅に戻ることができなかった。

 

そしてMaoさんから、ネコが無事だったとの知らせを受け取った時、飼い主は安心して泣き出したそうだ。

 

もっと多い?駆除命令にも懸念

 

また世界最大の動物保護団体である「Humane Society International(HSI)」によれば、武漢市内で餓死の危機にあるペットの数は、Maoさんが予想している数より多いという。

 

さらに「HSI」では、中国の地元政府が、病気を感染させる可能性があるとして、犬や猫などのペットを駆除するよう命じているという報告について懸念しているそうだ。「HSI」のスポークスウーマンであるWendy Higgins氏は、次のように語っている。

 

「このような報告は、北京や天津、山東省、黒竜江省、河北省、武漢、陜西省、上海を含んだエリアで活動している動物福祉団体(グループ)からもたらされたものです。私たちは中国のSNSであるWeiboを使って、約35の福祉グループと定期的に連絡をとっています」

 

まだ地方政府が正式にペットの駆除を命じたといった報告はないようだが、ネットでも多くの犬やネコが殺されている動画が投稿されている。

 

そのためHiggins氏も、わずかなことで公共への安全のためにペットを駆除するという過剰反応が出ることが考えられると述べている。ただし、現時点でネコや犬がウイルスに感染するという証拠はない。(了)

 

 

出典元:Sky News:Coronavirus: Thousands of abandoned pets ‘at risk of starving to death’(2/4)

出典元:METRO:‘50,000 pets’ trapped in Wuhan could starve to death after owners evacuated(2/4)

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