恐竜の姿で自宅待機から逃れようとした男性、警察に捕まる【スペイン】
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、自宅待機が求められているスペインで、警察がユーモアあふれる動画を投稿した。
「犬の散歩はいいけど、恐竜は…」
投稿をしたのは、スペイン南東部にある街、ムルシアの警察署だ。
スペインでは現在、不要不急の外出を避けるよう規則で決められているそうだが、動画にはティラノサウルスのようなコスチュームを着た人物が、街を歩いていく様子が映っていた。
しかしやがて「恐竜」は、現れた警察官によって呼び止められてしまう。
その後「ムルシア警察」は動画をツイッターに投稿。「犬の飼い主が、短い散歩をすることはできますが、恐竜はダメです。国で警戒が呼びかけられている間でも、1人の人間が付き添うなら、犬の散歩は許されています。だから安心してください。ただしティラノサウルスは、これに含まれません。#家にとどまりましょう」
En estado de alarma se permite el paseo de mascotas acompañadas de una persona, siempre con paseos cortos para hacer sus necesidades.
El que tengas complejo de Tyrannosaurus rex no está contemplado.#quédateencasa pic.twitter.com/C8dWkrvAdm
— Policía Local Murcia (@MurciaPolicia) March 16, 2020
500万回以上も再生
この動画は3月17日に投稿されると、たちまち話題となり、500万回以上も再生されることに。
そして動画を見た人からも「彼はゴミを外へ置きに行っただけだ。(略)でも彼は私たち皆を笑わせた」といったコメントが寄せられた。
また「ムルシア警察」はその前にも「皆さんには、必要な時は外出できることを覚えておいてください。だから私たちのペットたちの必要にも応じられます。ただし糞などを回収するのを忘れないで。また(自宅待機の)規則を破るのに、ペットを口実に使うのはやめましょう」と投稿していたという。
スペインでは現在(3月20日時点)、1万8077人が感染し、833人が亡くなっているそうだ。(了)
出典元:Mirror:Man tries to escape coronavirus quarantine by dressing in a T-rex costume(3/18)