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ベラルーシの治安警察、反政府デモの女性参加者、数百人を拘束、ネットで見る現場の状況

ベラルーシの治安警察、反政府デモの女性参加者、数百人を拘束、ネットで見る現場の状況
Twitter/Franak Viačorka/TUT.BY

反政府デモが続く東欧のベラルーシで、多くの女性たちが治安警察によって拘束された。(記事中の画像や映像は19日以前のものや、20日のものもランダムに含まれている)

 

1人ずつ連れ出し拘束

 

ベラルーシでは現在、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領の辞任を求める抗議デモが、首都ミンスクなどで続けられている。

 

そして9月19日、ミンスクでは約2000人の女性が「Sparkly March(Sparkly:キラキラした)」と呼ばれる抗議デモに参加。

 

アクセサリーを身に付け、抗議の象徴である白と赤い旗を手にして、「出て行け!お前(ルカシェンコ大統領)や、お前らの治安部隊は出て行け!わたしたちは勝つと信じている!」と唱え、デモ行進を続けたという

 

しかし治安警察は、デモ隊の行く手を阻み、次々と女性たちを拘束。群衆の中から1人ずつ連れ出し、警察車両に押し込んだ。

 

これにより、数百人の女性が逮捕・拘束され、その中には73歳になる高齢の女性活動家も含まれていたそうだ。

 

意識を失い倒れていた女性もいた

 

その女性活動家とは、Nina Baginskayaさん。彼女はこのデモが始まった頃、武装した警察官と掴み合いになって抵抗したことで、最もよく知られた人物の1人になったという。

 

ただBaginskayaさんは警察署に連れて行かれてから、まもなく解放されたそうだ。

 


しかし他の拘束された女性の中には激しい暴力を受けた人々もいたようだ。実際、治安警察による迫害の最中に、1人の女性が意識を失い、地面に倒れているのが発見されている。

 

彼女はその後、駆けつけた救急車によって搬送されたが、他にも多くの女性たちが狭い警察車両に押し込められた後、気分の悪さを訴え、救急車が呼ばれる事態になったという。

 

ミンスクに拠点を置く人権団体「Viasna」は、拘束された328人の女性の名前をネットで公開している。

 

 

下は15日に投稿された映像。女性が警官のマスクを外そうとしただけで拘束され、刑務所に入れられたという。

 

 

下は20日以降の映像。

 

対立候補が亡命先から女性らを称える

 

ルカシェンコ大統領は26年間もその座についており、先日大統領選挙で勝利宣言を行ったが、数多くの不正があったと見られている。

 

このため対立候補の女性、Svetlana Tikhanovskaya氏は選挙の無効を訴えていたが、その後身の危険を感じ、リトアニアへ亡命した。

 

Tikhanovskaya氏は亡命先からも、「ベラルーシの勇敢な女性たち、彼女たちは絶え間ない威嚇やプレッシャーの中でもデモ行進を続けている」と述べ、女性たちの行動を称えている。

 

 

20日にも首都ミンスクで再び抗議デモが行われ、10万人以上が参加。ただその際も200人以上が警察に拘束されたという。(了)

 

出典元:The Guardian:Hundreds of women detained during Belarus protest march(9/19)

出典元:France24:Belarus police detains hundreds in women’s anti-Lukashenko protest in Minsk(9/19)

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