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南米で最悪の被害を出したブラジル、ついに新型コロナの死者が15万人を突破

南米で最悪の被害を出したブラジル、ついに新型コロナの死者が15万人を突破
flickr_Thomas Hobbs

南米のブラジルで、ついに新型コロナウイルスによる死者が15万人を超える事態となった。

 

死者15万人、感染者500万人

 

ブラジルはアメリカとインドにつぎ、世界で3番目に新型コロナの感染者が多いとされている。

 

また死者に関しても、アメリカ(死者は約21万人)につぎ世界で2番目に多いとされてきた。

 

そして先日、ブラジルの保健省は、ついに新型コロナによる死者が合計で15万198人になったと発表した。

 

また今週の初めには、新型コロナの感染者も合計で508万2637人に達したという。

 

1日平均で死者が1000人

 

それでもブラジルでは、夏(7月)の間にピークを迎えて以来、新規感染者の数も緩やかに減少傾向にあり、ここ2カ月間では1日平均、死者が1000人になっているそうだ。

 

一方、隣国のコロンビアも新型コロナの影響を受けていると言われているが、現在までに89万4300人が新型コロナに感染。そのうち2万7495人が死亡している。

 

ブラジルのボルソナロ大統領は以前から、ロックダウンなどの制限を設ける手段を講じるべきだとの専門家の意見を無視し、経済を優先させようとして批判されているという。

 

またパンデミックの間も、新型コロナの脅威を軽く見せようとして、やはり非難されているそうだ。

 

ブラジルは、南米の中で最も新型コロナの影響が深刻で、特にサンパウロ州で多くの感染者が出ていると言われている。(了)

 

 

出典元:BBC:Covid: Brazil’s coronavirus death toll passes 150,000(10/11)

出典元:ALJAZEERA:Brazil’s coronavirus deaths pass 150,000 as infection rate slows(10/11)

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