ユタ州で消えたモノリス、男たちが運び出すのを写真家が目撃【動画】
アメリカのユタ州南部で発見され、その後忽然と姿を消したモノリス。これが複数の男達によって掘り起こされ、運ばれる様子が公開されている。
4人の男たちが突然、現れる
モノリスが運び出されるのを目撃していたのは、冒険写真家のRoss Bernardsさん(34)だ。
彼は11月27日、車で6時間かけてモノリスがある場所を訪れ、ドローンに取り付けられたLumeCubeライトを使用し、月に照らされた幻想的なモノリスの写真を撮影していたという。
しかし午後8時40分頃(現地時間)、どこからともなく4人の男たちが出現。突然、2人組で作業し、モノリスのある地面に硬い棒を突き刺し、それを反対方向へ傾け、掘り起こしたそうだ。
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「砂漠にゴミを残すものじゃない」
その後、モノリスは地面に横たえられ、やがて男達によって分解されたとか。
その際、男たちの1人は仲間に向かって「痕跡を残すな」と命じており、やがて彼らは協力してモノリスを手押し車で運んでいったそうだ。
Bernardsさんによれば、当時男の1人は「砂漠にゴミを残すものじゃない。それが理由だ」と語っており、いかにもモノリスが景観を汚す、目障りなものと考えているようだったという。
友人が携帯で撮影していた
またBernardsさんは男たちの行為を止めず、また彼らの顔も撮影していなかったが、一緒に来ていた友人のMichael James Newlandsさんが携帯電話でこっそり写真を撮影していたそうだ。
その映像は暗くて不鮮明だが、はっきりと男たちがモノリスを掘り出す様子が映っていた。
またYouTubeには、男たちがモノリスを運ぶ動画も投稿されている。それがこちら。
これにより、モノリスは合板製の補強材が入った中空構造をしていたことが判明したという。(了)
出典元:The New York Times:Earthlings, It Seems, Not Aliens, Removed the Utah Monolith(12/1)