ミシガン州で少数の武装した人々が集結、州兵が議事堂を警護
大統領就任式を前に、アメリカでは全土で警戒態勢が敷かれているが、日曜日にはミシガン州で武装した人々が集まる事態となった。
州兵が議事堂を取り巻き警護
1月17日、ミシガン州の州議会議事堂前には、少人数の武装した人々が集まったという。
その人数は約20人ほどだったが、ライフルを所持していたため、その後州兵が議事堂の周りを取り巻き、警戒態勢に入ったそうだ。
「Detroit Free Press」によれば、この時集まったのは「Boogaloo Bois」というグループで、彼らはトランプ氏が負けた大統領選挙の結果に異議をとなるために、集まったと考えられている。
FBIも警戒、州警察も準備
FBIはジョー・バイデン氏の大統領就任式を前に、全米の州議会で武装デモが起きる可能性があるとして、警戒を呼びかけている。
またミシガン州の警察も現在、最大で5000人のデモ参加者に対処できるよう準備をしているという。
しかし17日には、デモ参加者はそれ以上多く集まらず、午後3時には議事堂周辺から姿を消したとみられている。
また複数の民兵組織や他のグループも、メンバーらに対して、議事堂周辺で行われる抗議活動からは距離を置くよう命じているそうだ。
ミシガン州は、公の場で銃を携行できる「オープン・キャリー」を認めている。また昨年同州では、グレッチェン・ウィットマー州知事(民主党)の誘拐を計画していたとして、13人が逮捕された。(14人との報道も)(了)
出典元:Yahoo News:Armed Protesters Gather at Michigan State Capitol Amid Heavy Security(1/18)
出典元:NYPost:Armed protesters begin to gather at Michigan state capitol(1/17)
出典元:Detroit Free Press:Lansing Capitol protest live updates: No violence, no arrests(1/17)