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大坂なおみ選手がSNSでアジア系へのヘイトクライムを非難

大坂なおみ選手がSNSでアジア系へのヘイトクライムを非難
Instagram/naomiosaka

テニス・プレーヤーの大坂なおみ選手が、最近アメリカで多発しているアジア系住民へのヘイトクライムについて言及した。

 

ツイッターやインスタで呼びかける

 

大坂選手は3月27日、ツイッターに投稿し、アジア人へのヘイトクライムをしないよう、次のように呼びかけた。

 

「もし人々が、タピオカティーやアニメ、餅、寿司、抹茶などと同じように、アジアの人々を愛してくれたなら…。想像してみて、1つの文化によって生まれたものからメリットを得て、楽しんでおきながら、その後それを作り出したエスニックグループを攻撃し、傷つけていると」

 

 

さらに大坂選手は、インスタグラムにもこのツイートのスクリーンショットを含めたものを投稿。「#stopasianhate」というハッシュタグを付け、次のようなメッセージを送った。

 

「これが、ハッシュタグやスローガンでなければならないのは、本当に悲しいこと。このことは常識であるはずなのに、今のこの世界では常識が非常識になっているようにみえる」

 

 

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メディアであまり報道されていないことも懸念

 

最近発表された「Stop AAPI Hate Reporting Center」による報告では、2020年3月19日から2021年2月28日の間に、アジア系の人々に対するヘイトクライムが約3800件にもなっているそうだ。

 

また英紙「デイリーメール」によれば、最近の警察の調査では、2020年におけるアジア系へのヘイトクライムは150%も増えていることが示されたという。

 

大坂選手は先月も、アジア系の人々に対する犯罪があまり多く報道されていないと感じているとツイート。

 

「アジアのコミュニティに対するCOVIDからの憎悪と人種差別と非難は、非常に不快です。このトピックがあまり広く報道されていないという事実は、私を心配にさせます」と述べている。(了)

 

 

出典元:NYPost:Tennis star Naomi Osaka condemns anti-Asian hate(3/28)

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