台湾でワクチン接種後に49名が死亡、24名が3日以内に亡くなる
台湾で、新型コロナウイルスのワクチンを接種した人が、多く亡くなっている事実が明らかにされた。
ワクチンが原因ではないとの見方を示す
台湾の「中央感染症指令センター(CECC)」は6月19日、これまでに新型コロナワクチンを接種した後、49名が亡くなったと発表した。
亡くなった方はいずれも接種後まもなく死亡が確認されているが、CECCは原因について、ワクチン接種によって引き起こされた可能性が低いと述べている。
4人の検死結果では、ワクチン接種ではなく、心血管疾患の結果として死亡したことが示されたという。
CECCの陳時中所長(衛生福利部長)によれば、亡くなった49名の初期分析でも、ワクチン接種と死亡との間に関連性を示す証拠はないという。
24名は全員、3日以内に死亡
台湾では75歳以上を対象にしたワクチン接種が6月15日から開始されたが、ワクチンを接種してからまもなく人々が死亡する例が報告され、メディアでも取り上げられた。
6月18日の記事では、過去4日間で台湾の8つの市や県において、28人の高齢者がアストラゼネカのワクチンを接種した後に死亡したと報告されている。
これにより、高齢者の一部には、ワクチン接種を嫌がる傾向が増えているという。
6月19日に発表された新たな死者、24名については、全員ワクチン接種してから3日以内に亡くなったと言われている。
また24人のうち20人は75歳以上で、慢性疾患を抱えていたそうだ。
今後は、正確な死因究明の調査の一環として、亡くなった人全てに検死が行われることになっている。(了)
出典元:Taiwan News:Taiwan dismisses link between 49 deaths and COVID vaccinations(6/19)
出典元:Taiwan News:Local governments report 28 deaths after AstraZeneca jabs in Taiwan(6/18)