【タイ】水に浸かりながら食べるお店、お客が集まり人気スポットに
タイに、水に浸かりながら食事をするお店があり、多くのお客で賑わっているという。
面白がって人々が集まる
そのお店とは、首都バンコクの近郊、ノンタブリーにある「チャオプラヤ・アンティーク・カフェ」だ。
ここは川のそばにあり、今年の2月にオープンしたばかり。しかし最近の激しい熱帯低気圧とモンスーンの大雨の影響で、川の水位が上昇。さらに潮の干満もあるため、店に水が押し寄せるのが常態化してしまったという。
そこで店主は「ホットポット・サーフィン」だとして宣伝。するとメディアでも紹介され、人々が面白がって、水に浸りながらも食べにくるようになったそうだ。
波が来る場合は立たなければならない
実際に、テーブルはお客で埋まり、利用者も「このような食事をすることはめったにありません。2011年の大洪水以来、10年ぶりのことです。だから試してみたかったんです」と述べている。
しかし15分に1回の割合で船が通過すると、波が押し寄せる。人々はそれを楽しむのだが、食べるのを中断し、席を立って濡れないようにしなければならない。また浮いてしまう椅子なども押さえなければならないようだ。
この店のオーナーである、テレビ司会者Titiporn Jutimanon氏は、次のように述べている。
「お客さんの反応がとてもよかったのです。喜んでくれました。水の中で食事をすることを楽しんでいるお客さまの雰囲気を、見ることができました。危機が好機に変わったのですね」(了)
出典元:ABC.net:Flooded Thailand restaurant making waves with hungry locals looking for a difference(10/8)