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カフェのウェイターがコーヒーとクロワッサンを2kmも運ぶレース、パリで開催

カフェのウェイターがコーヒーとクロワッサンを2kmも運ぶレース、パリで開催
X/Eau de Paris

3月24日、パリ市内のカフェで働く約200人のウェイターやウェイトレスが、白シャツとエプロンを身につけ、「カフェ·レース(Course des Cafés)に参加した。

 

トレイに載せた朝食を運ぶ

 

レースの参加者はこの日、クロワッサン、コーヒー、水という、典型的なフランスの朝食メニューをトレイに載せて運んだ。コースは、パリ市庁舎を出発してル・マレ地区を一周してから市庁舎へ戻る1.24マイル(約2km)。

 

競技のルールはシンプルだ。まず、トレイは片手で運ぶこと。そして、走らないこと。最後にこれが一番難しそうなのだが、載せた飲食物をこぼさないこと。クロワッサンのかけらがこぼれてもアウト。参加者はゴール後、審判員にトレイの上を詳細にチェックされる。

 

専業のウェイターやウェイトレス、パートや見習いなど約200人が参加した中、男性部門ではSamy Lamrousさんという人が13分30秒のタイムで優勝。女性部門ではPauline Van Wymeerschさんというウェイトレスが、14分12秒のタイムで優勝した。2人の優勝者には、メダルと豪華ホテルでの一泊、そしてパリ五輪開会式のチケットが贈られたとのこと。

 

1914年に始まったレース

 

今回のレースは、1914年にパリ行われた「カフェのウェイター(ギャルソン)のレース/la course de garçons de cafe」が起源なのだそう。当時の参加者は男性に限られ、トレイにボトル1本と3個のグラスを載せて8kmの距離を運んだ。

 

同様のレースがその後マルセイユやトルヴィル、リモージュなどでも開かれたが、パリでは2011年以来開催されていなかった。理由はスポンサーが付かなかったためだ。

 

今年はそれを見かねた市の水道局がスポンサーとなり、競技に必要なトレーやエプロン、コーヒーやクロワッサンなどに10万ユーロ(約1600万円)を提供したと報じられている。(了)

 

出典元:The Guardian:Garçons! Paris’s waiters battle it out in revived Course des Cafés(3/24)
出典元:npr:Hurry up and wait: Servers speed-walk through Paris, reviving a century-old race(3/25)

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