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イギリスの村で謎の音が18カ月も鳴り響く、中には聞こえない人も

イギリスの村で謎の音が18カ月も鳴り響く、中には聞こえない人も
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イギリスに、奇妙な騒音に悩まされている村があり、ちょっとした騒動になっている。

 

昨年の4月から鳴り響く

 

その村とは、イングランドのヨークシャーにあるHolmfieldだ。この村の住民は、すでに18カ月も不可解な騒音に悩まされているという。

 

その音はブーンブーンという洗濯機のような耳障りな音なのだが、不思議なことに何も聞こえないという人もいるそうだ。

 

この騒音はロックダウンが始まった昨年の4月頃から響き始め、現在も音が弱まることなく続いているという。

 

騒音が聞こえない人もいる

 

村の女性であるYvonne Connerさん(50)は、最初に騒音を聞いた時、車を運転し、音がどこから来ているのか周囲を探したという。

 

その際、Connerさんのパートナーも一緒に車に乗っていたが、彼は何も聞こえないため、彼女がおかしくなったのではないか、と考えたそうだ。

 

結局、音の原因もわからず、Connerさんは地元のフェイスブックページに助けを求めた。

 

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請願書を提出するも発生源がわからず

 

すると何十人も騒音に気づいていると判明。しかも彼らの中には、騒音のせいで片頭痛になったり、夜に眠れなかったりするケースもあったという。

 

その後、彼らは請願書を作成し、500人分の署名を集めて役場に提出。しかし地元の議会も、騒音の発生源を特定することはできなかったそうだ。

 

ただ現在、騒音が出ていると思われるのは、近くのホルムフィールド工業団地にある装置だと考えられている。地元の住民であるSimon Speechleyさんも、この音で頭痛に悩まされており、次のように語っている。

 

「ロックダウン中に何かが起こって、それがさらに広まって(ひどくなって)しまったと確信しています。それは地面を伝わって、家の中まで響いてくるんです。だから、窓を閉めても何も変わらない。もう中に入っているんですから」

 

1970年代にもひどい騒音を確認。しかし…

 

1970年代には、ブリストルの人々が、鼻血が出るほどひどいハム音が聞こえると訴え、その後、音の発生源は特定の工場に絞られたが、機械が取り壊されても音は続いたという。

 

科学者たちは、このような現象は単一の音源ではなく、都市の騒音の集合体によるものだと考えているそうだ。(了)

 

出典元:METRO:Village plagued by relentless humming noise that no one can stop(10/17)

出典元:Independent:The Holmfield Hum: Inside Yorkshire village plagued by mystery throbbing(10/17)

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