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イギリスで犬たちに広がる謎の病気、飼い主らが警鐘を鳴らす

イギリスで犬たちに広がる謎の病気、飼い主らが警鐘を鳴らす
flickr_Bennilover

イギリスで愛犬が謎の病気にかかっていると、多くの飼い主らが警鐘を鳴らしている。

 

約150匹の犬が嘔吐と下痢

 

イングランドの街、ヨークシャーでは先週、約150匹の犬が嘔吐と下痢に襲われたと報告されているという。

 

この病気は当初、スカーバラやソルトバーンといった海岸沿いの街で、海水に含まれる『毒素』との関連が疑われていたそうだ。

 

そしてイギリスの環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は検査を実施したが、昨年末にこの地域に流れ着いた死んだカニやロブスターとこの病気との関連性はなかった。

 

「回復に時間がかかっている」

 

地元紙「ヨークシャーライブ」の報道によれば、この病気は陸上で広がるため、「ビーチとは関係ない」と主張する飼い主もいるという。

 

また飼い主の中には「病気の原因は不明」だが、「回復に通常より時間がかかっている」と言う人もいるそうだ。

 

ヨークに住むエミリー・ストーリィさんの生後6ヶ月のコッカープー「ロキ」も、先週散歩した後、体調を崩したという。

 

その後、ストーリィさんが愛犬を獣医に連れて行ったところ、「いつもよりひどいようだ」と言われ、「回復するのに普通より時間がかかる」と言われたとか。

 

動物病院の獣医は新しい病気を否定

 

一方、シェフィールドのある人物は、「あなたの愛犬を打ちのめす厄介なウイルスが流行っている」と投稿。このウイルスは「山火事のように広がっていて、ほとんどの地域にいる」と主張している。

 

リーズでは、ある女性がハンスレット運河で犬の散歩をしていたところ、その犬もこの謎の病気にかかったと主張。彼女は、ウイルスは海岸から来たが、今は「市内で犬から犬へ」広がっていると主張している。

 

しかしミンスター動物病院の獣医は、嘔吐と下痢は「この時期には普通に起こりうること」だとし、新しい病気について否定しているという。

 

動植物衛生局は、ペットが臨床症状を示した場合、飼い主にはかかりつけの動物病院で治療を受けるよう勧めている。(了)

 

出典元:METRO:Dog owners warned as mystery illness ‘spreads like wildfire’ across Yorkshire(1/18)

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