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サウジアラビアの美しすぎる女性F1レーサー、母国での運転解禁を祝し疾走

サウジアラビアの美しすぎる女性F1レーサー、母国での運転解禁を祝し疾走
Twitter/Formula1

先日、サウジアラビアでは初めて女性の運転が解禁されたが、それを祝し女性のF1レーサーがフォーミュラーカーに乗ってサーキットを走行した。

 

デモ走行で女性の運転解禁を祝う

 

その女性とは、Aseel Al-Hamadさん。彼女はサウジアラビアの出身で、しかもF1ドライバーとされている。

 

6月24日、Aseelさんはフランスのポール・リカール・サーキットで、ルノーのフォーミュラーカー「E20」に乗ってデモ走行を披露。

 

同時に母国で女性が運転できるようになったことを祝福した。

 

 

また、このデモ走行はフランスの自動車会社、ルノーが10年ぶりにフランスGPトーナメントへ復帰することを記念するイベントの一環でもあったという。

 

海外のサーキットで活動を続ける

 

Aseelさんはサウジアラビアで最初の、モータースポーツ連盟の女性メンバーで、尚且つF1を主催するFIAの女性委員会のメンバーでもある。

 

しかしこれまでサウジアラビアでは宗教上の理由から、女性の運転が許可されていなかったため、彼女も母国ではハンドルが握れず、海外のサーキットで活動してきたそうだ。Aseelさんは取材に対し、次のように語っている。

 

「私は幼い頃からレースやモータースポーツが大好きでした。しかしF1カーを運転することは、遥か遠い夢でした。でも、それが可能だと考えていました。サウジアラビアで女性が運転できるようになった日に、私がサーキットを走ることで、夢に対する情熱や強い意志があれば成し遂げられる、と示せることを願っています」

 

「私が楽しみにしているもっとも重要なことは、次の世代の若い少女たちが、モータースポーツを見始めること、それに挑戦しようとすることなのです。私は彼女らがトレーニングをするところや、仕事として真剣にこのスポーツに取り組む姿を見てみたいと思っています。これこそが、私が成し遂げる、最も大きなことになるでしょう」

 

現在、女性活動家らが拘留されている

 

今回の女性への運転解禁は、サルマン皇太子が2017年9月に発表したものだが、いまだにサウジアラビアの保守層には不満がくすぶっているという。

 

その不満を和らげるためか、現在、女性への運転解禁を求めていた女性活動家らが逮捕されている。

 

彼女たちが一日も早く釈放され、共に運転解禁を祝える日が来ることを願う。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Saudi woman drives Formula One car to mark end of ban(6/24)

出典元:CTV News:Saudi woman marks the end of driving ban by driving F1 car(6/25)

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