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「アノニマス」がロシアに宣戦布告、サイバー攻撃で公的機関のサイトなどを無効化

「アノニマス」がロシアに宣戦布告、サイバー攻撃で公的機関のサイトなどを無効化
YouTube/Anonymous

ハッカー集団「アノニマス」が、ウクライナへの軍事侵攻を進めているロシア政府に対して宣戦布告をし、サイバー攻撃を行ったと発表した。

 

公的機関、メディアを無効化

 

「アノニマス」は2月25日、ロシア政府、議会下院、国防省のいくつかのウェブサイトを無効化したと発表した。

 

またロシアの国営メディア「Russia Today(RT)」のウェブサイトもダウンさせたと主張している。

 

 

「RT」は、プーチン大統領の「個人的なプロパガンダツール」であると評されており、先日イギリスの文化相も、「RT」がロシア政府による偽情報拡散の手段として利用されているとし、規制をするよう求めていた。

 

そして英メディア「METRO」が、「RT」のサイトを開こうとしたところ、実際に『このサイトにはアクセスできません』というエラーメッセージが表示されたという。

 

また「RT.com」もこの攻撃を確認し、いくつかのウェブサイトの速度が低下し、他のウェブサイトが「長時間」オフラインになったと述べている。

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ツイッターに経過を報告、アドバイスも

 

「アノニマス」はツイッターアカウントに「アノニマスの集団は、ロシア政府に対して公式にサイバー戦争を行っている」と投稿。

 

その40分後には『#ロシアのプロパガンダ局であるRTニュースのウェブサイトをダウンさせた』とツイートした。そして経過も投稿している。

 

 

また寄せられたコメントに対しても、「皆さんのメッセージを読みました。ウクライナを支援してくれてありがとうございます。団結しよう!」と投稿したという。

 

さらに「世界中のハッカーたち、アノニマスの名前でロシアを標的にせよ!彼らに私たちが許さない、忘れないことを知らしめよ!」「どう支援すればいいか分からない場合は、まずロシアの偽情報を暴露し、報告することから始めてください」と述べている。

 

 

「アノニマス」はロシアに対して、分散型サービス妨害(DDos)攻撃を用いたと考えられている。

 

これは、ウェブサイトが対処できなくなるまで、大量のアクセスでウェブサイトを圧倒させ、麻痺させる攻撃だ。

 

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指導者のいない分散型ハッカー集団

 

「アノニマス」は、階層や指導者のいない分散型ハッカー集団とされ。主な目的は、体制側の偽善と腐敗を標的にすることとされている。

 

過去には、CIA、サイエントロジー教会、ISIS(イスラム国)への攻撃を開始するなど、世界的な問題に幅広く関与してきた。

 

ロシア側も、ウクライナに対してサイバー攻撃を行ってきたが、「アノニマス」はすでに2月15日に投稿されたビデオで、「ウクライナ危機が続くなら、ロシアの産業システムを人質に取る」と警告していたという。

 

また実はウクライナ政府も24日には、重要インフラの保護とロシア軍に対するサイバー攻撃を実施するため、同国のハッカー組織からボランティアを募集していたとも言われている。(了)

 

 

出典元:METRO:Anonymous launches cyber war on Russia and has disabled several websites(2/25)

出典元:METRO:Ukrainian government issues plea for hackers to help defend it against Russia(2/25)

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