ウクライナ軍がロシア軍の戦車を次々と撃破、退却に追い込む【動画】
ウクライナ軍が、侵攻するロシア軍の車列に攻撃を加え、次々と戦車などを破壊していく動画が投稿されている。
キエフ郊外の街で撮影
その動画が撮影された場所は、ウクライナの首都・キエフ中心部から35km離れた北東部の町、Brovaryとされている。
当時、そこではロシア軍の戦車やサーモバリックランチャーTOS-1などが、首都へ進軍していたという。
しかし待ち伏せしていたウクライナ軍の攻撃により、次々とロシア軍の戦車などが爆発。ロシア軍は後退を余儀なくされた。またこの時の戦闘で、ロシア側の連隊長が死亡したとも言われている。
This video of a Russian military column coming under attack and retreating was geolocated to 50.587111, 30.837889 by @MrWolfih and confirmed by Bellingcat. Filmed in Brovary, northeast of Kyiv. https://t.co/fj8ukOgip0 pic.twitter.com/oc8dV4OOIR
— Bellingcat (@bellingcat) March 10, 2022
「ほとんど前進していない」「航空戦力も減少」
イギリス国防省が以前発表した報告書によれば、ロシア軍の部隊はキエフに向けて「ほとんど前進していない」という。
またここ数日、ウクライナ上空で「ロシアの航空活動全体が顕著に減少している」とし、防空を担っているウクライナ軍の「予想外の有効性と忍耐強さ」によるものだろうと指摘している。
また、キエフの北西にあるロシアの大規模な部隊は「1週間以上ほとんど進展がなく」、ウクライナ軍の攻撃によって「損失が続いている」とも指摘した。
「犠牲者が増えるにつれ、プーチン大統領は損失を補うために、ロシア軍全体や他のソースから引き出すことを余儀なくされるだろう」と同報告書は付け加えている。
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine – 10 March 2022
Find out more about the UK government’s response: https://t.co/uGIai2vjg2
🇺🇦 #StandWithUkraine 🇺🇦 pic.twitter.com/kUN8pCzuT4
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) March 10, 2022
一方、アメリカの国防省関係者は3月10日、記者団に対し、ウクライナ軍が首都周辺で「非常によく」反撃しているが、ロシア軍はこの1日でキエフに5km近づいたと語った
AFP通信によると、キエフのヴィタリ・クリチコ市長はウクライナのテレビに出演し、ロシア軍の進攻に伴い、首都の総人口の半分が市外に出たと述べたという。(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest news: ‘We are all dealing with a terrorist state,’ says Zelenskiy; Mariupol citizens without food, water or medical care(3/10)
出典元:MailOnline:Russian tanks are blasted to a standstill on road to Kyiv as Ukrainians ambush convoy during defence of capital(3/11)