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プーチン大統領、ロスグバルディア部隊の副長を解任、その後逮捕

プーチン大統領、ロスグバルディア部隊の副長を解任、その後逮捕
Twitter/Christo Grozev

ロシアのプーチン大統領が、国家警備隊(親衛隊)のNo2を解任し、その後拘束されたことが報じられている。

 

「情報漏洩」「燃料の浪費」で解任か

 

その人物とは、ウクライナに侵攻している「ロスグバルディア部隊(国家警備隊)」の副長である、ローマン・ガブリロフ将軍(45)。

 

調査報道サイト「Bellingcat」によると、ガブリロフ将軍は「軍の情報を漏らした」「必要な燃料を浪費した」との理由で解任され、その後ロシア連邦保安庁(FSB)の防諜部により拘束されたという。

 

将軍の逮捕のニュースは、信頼できる3人の情報源から報告されたと言われているが、ただし解任された真の理由は不明なままだとされている。

 

先陣を切るも、大きな犠牲を払う

 

ガブリロフ氏は連邦警備隊で10年間勤務した後、昨年6月に国家警備隊副長になったという。

 

ロスグバルディア部隊は大統領直属の部隊で、主な任務は国内における治安維持や国境警備などとされ、ロシア連邦軍とは別の指揮系統に属する。

 

しかし今回、ウクライナへの侵攻に際して、ロスグバルディア部隊は先陣を切り、ウクライナ軍の激しい抵抗に曝され、大きな犠牲を払ってきたそうだ。

 

一方、ロシア下院のアレクサンドル・キンシテイン副議長は、ガブリロフ氏の逮捕を否定。テレグラムにおいても「このニュースはフェイクだ」とコメントしている。

 

ただ先週、ウクライナの安全保障会議の議長であるオレクシー・ダニロフ氏は、ロシアの作戦失敗により、紛争開始以来「約8人」のロシア人指揮官が解雇されたと述べている。

 

また17日には、再びロシア軍の将官が死亡し、これで4人目になったことが明らかになっている。(了)

 

出典元:MailOnline:‘Putin fires one of his generals’: Deputy head of national guard unit who has suffered major losses in Ukraine is canned amid claims he ‘leaked information that led to loss of life’ and ‘squandered fuel’(3/17)

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