南米コロンビアで泡が大量発生!悪臭を放ちながら、街を浮遊
南米コロンビアの首都で、大量の泡が発生し、住民を悩ませているという。
川に洗剤が流れ込み大量発生
その泡が発生したのは首都・ボゴタ郊外の街、モスケーラだとされている。
この街を流れるボジャカ川に、最近降った雨で洗剤が流れ込み、大量の泡が発生。それらが浮遊し、住民たちを困らせているそうだ。
しかも川に捨てられた廃棄物のせいで、泡自体が悪臭を放っているという。
TOXIC FOAM: Foam from a polluted river covered parts of Mosquera, Colombia, landing in front of homes and on sidewalks on Wednesday. The local government said the contaminated foam comes from detergents being poured into the river and recent rain. pic.twitter.com/8YWhOYjx26
— Local News 8 (@localnews8) April 28, 2022
悪臭がひどくて住民も困惑
地元の住民、Luz Mariela Diazさんは、メディアの取材に対して、次のように語っている。
「臭いがひどいんです。長い間、臭いを我慢してきたのに、この大きな泡のせいで、私たちは危険にさらされるのではないかと恐れています。誰かがそこ(川)に落ちたら、とんでもないことになります。私たちは彼らを見つけることはできないでしょう」
また別の住民の女性も、泡が肺に与える影響で、吸入器を使わねばならないとも述べている。
市長であるGian Gerometta氏は、ボジャカ川の廃棄物と洗剤の問題は、雨季と水中の植物性物質によって悪化しているとツイート。
植物性物質は除去されつつあり、泡は数日で消えるはずだとの見通しを示した。
当初は泡に毒性があるのではと心配されたが、Gerometta市長は、調査の結果、公衆衛生には影響がないと明らかにしている。(了)
出典元:BBC:Foul-smelling foam clogs up Colombian town of Mosquera(4/29)