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チェチェン軍に夫を処刑されたロシア兵の妻、プーチン政権の打倒を誓う

チェチェン軍に夫を処刑されたロシア兵の妻、プーチン政権の打倒を誓う
Twitter/NEXTA

ロシア兵の未亡人となった女性が、ウクライナでプーチン大統領の軍隊と戦っており、先日動画において政権の打倒を呼び掛けた。

 

夫は部下をウクライナに送るのを拒否

 

その女性の夫は、ロシア軍の軍曹とされていたが、「虐殺」をさせるために、自分の部下をウクライナへ送り込むのを拒否したという。

 

その結果、チェチェン共和国の指導者で、民兵組織のリーダーであるラムザン・カディロフの部下によって、処刑されたそうだ。(どこで処刑されたのかは明らかにされていない)

 

その後、未亡人となった女性は今年の5月、ウクライナに入国。以来、ロシア人とベラルーシ人を中心に構成された部隊「ロシアのための自由(自由ロシア軍)」に所属し、ロシア軍と戦ってきたという。

 

そして先日、部隊が共有する映像に女性が登場し、「私たち全員が一緒に戦争を止め、ロシアに真の自由をもたらす必要があります。プーチン政権を打倒しなければならない。暴君を容認するのはやめましょう。私たちの軍団に参加してください」と呼びかけた。

 

部隊には銀行の元副頭取も参加

 

またこの部隊「ロシアのための自由」には、ロシア最大の銀行「ガスプロムバンク」の元副総裁だった人物、イゴール・ヴォロブエフ氏(50歳)も加わっているという。

 

彼はプーチン大統領がウクライナへの侵攻を決めた時、心の底からショックを受け、「ロシアための自由」を率いることを選択したと言われている。

 

ヴォロブエフ氏も先月動画に登場し、「ロシアのみんな、プーチン政権を憎み、ロシアを自由で民主的な国にしたいのなら、私たちに加わってください」と呼びかけたそうだ。

 

またこの部隊の多くは、ロシア軍の捕虜で構成されており、彼らはウクライナで良い扱いを受け、プーチンの「特別軍事作戦」の欺瞞について教育された後、転向することに同意したという。(了)

 

出典元:MailOnline:‘Putin’s regime must be overthrown’: Widow who joined Russian unit fighting WITH Ukraine vows revenge after husband was killed by Ramzan Kadyrov’s Chechen forces(7/6)

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