世界最大の木造帆船がイギリスに寄港、過去に沈没した船を複製
先日、ロンドンの港に世界最大の木造帆船が寄港し、その様子が撮影された。
スウェーデンの船、1745年に沈没
その木造帆船とは、18世紀に活躍したGöteborg(ヨーテボリ)号だ。
この船はもともと、スウェーデンの東インド会社が所有する船だったが、1745年にスウェーデンの港湾都市、ヨーテボリ郊外で沈没したという。
しかしその後、1995年にオリジナルの技術と素材を使って、再び建造が開始され、20年後に完成。今回ロンドンに到着し、4日間の予定で、停泊することになった。
Amazing to see the Götheborg of Sweden sailing through @TowerBridge this morning!
One of the world’s largest ocean-going wooden sailing vessels, she is a replica of an 18th century ship that sank off the coast of Sweden in 1745. pic.twitter.com/A0knZH6vqp— Living London History | Jack (@livinglondonhis) August 8, 2022
The Götheborg of Sweden sailing under Tower Bridge, filmed from our Glass Floor, 42 metres above the Thames. pic.twitter.com/S4R5uDxDrV
— Tower Bridge (@TowerBridge) August 8, 2022
船内が一般公開される
Göteborg号は、8月8日の午前8時半から9時半にタワーブリッジを通過し、午前10時にカナリー・ワーフに停泊したという。
その後、船は8月8日から11日まで一般公開され、12日の午後には再び、出航したそうだ。
Coming up this morning pic.twitter.com/5u08rtGwCe
— jason (@jason_photos) August 8, 2022
船内では、船の案内はもちろん、船の歴史について話を聞くこともできたという。
Gotheborg号は2年間のヨーロッパ・アジア探検の旅の途中とされ、2023年9月に最終寄港地である上海に到着する予定とされている。(了)
出典元:Standard:Gotheborg docks in London for four-day visit(8/9)