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「Just Stop Oil」の活動家が橋によじ登り占拠、2日間交通を遮断

「Just Stop Oil」の活動家が橋によじ登り占拠、2日間交通を遮断
Twitter/Just Stop Oil

先日、環境保護グループ「Just Stop Oil」のメンバーが、橋の上によじ登り、抗議活動を行った。

 

橋を占拠し、交通を遮断

 

「Just Stop Oil」の活動家で、教師でもあるモーガン・トローランドさん(39歳)と、マーカスさん(33歳)は10月17日、テムズ川に架かる「エリザベス2世橋」によじ登ったという。

 

彼らは地上数百メートルでハンモックをつるし、そこで2日間滞在し、橋の通行を遮断した。

 

 

18日には怒ったドライバーたちが、橋の上にいる2人に向かって花火を投げ、彼らを橋から降ろそうとしたそうだ。

 

その後、2人は警察の説得に応じ、橋から離れることに合意。次のように述べたという。

 

「私たちはケント州と南東部への石油供給を36時間にわたって中断させることに成功し、今は身を引いています。しかしJust Stop Oilの他の支持者は、政府が新しい石油とガスを止めることを要求するために、連日立ち上がり、混乱を引き起こし、彼らの自由を危険にさらしています」

 

道路に座り込みトラブルも

 

「Just Stop Oil」は、イギリス政府がすべての新しい石油・ガスプロジェクトを中止するよう要求しており、活動家らはアストンマーティンのショールームをオレンジ色のペンキで染めたり、ヴァン・ゴッホの『ひまわり』にトマト・スープをかけたりしてきた。

 

またメンバーらが道路に座り込むなどし、車の通行を遮断。ドライバーを激怒させ、各地でトラブルも起きているという。

 

 

今回、橋によじ登った登山家のマーカスさんは、次のように述べている。

 

「この国のあまりに多くの人々が、科学者が説明するような気候破壊の規模と激しさを知らないだけだ。当局は、この厳しい科学の現実を伝えることに犯罪的なほど失敗している。(政治体制が)この国の人々を裏切っている。人類がこれまでに直面した最も深刻な脅威を、なぜ毎日ニュースで取り上げないのだろう?」(了)

 

出典元:METRO:Just Stop Oil activists blocking Dartford Crossing agree to end protest(10/18)

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