リアル『イカ・ゲーム』の番組収録で3人が体調を崩す、極寒の中で撮影か
Netflixの人気ドラマ『イカ・ゲーム』のリアル版の撮影中に、3人が体調を崩し、問題となっている。
約6億円の賞金を巡り競い合う
その番組は、『イカ・ゲーム』の競技を実現させたゲームショーで、実際に456人の出場者が456万ドル(約5億9000万円)の賞金をめぐって競い合うというもの。
そしてこの番組収録が1月23日、イギリスのベッドフォードシャーにある、カーディントン・スタジオで行われたそうだ。
しかし撮影当時、気温はマイナス3度で、ゲームの参加者は寒さで体力を奪われ、ストレッチャーで運ばれた人もいたと言われている。
軽度の症状で治療を受けた
当初、体調を崩した人の容体は「重症」と報じられたが、Netflix側はそれを否定。「重症だとの主張は事実ではない」とし、「3人が軽度の病状のために治療を受けた」と明らかにした。
Netflixの広報担当者は、「医療関係者が常に撮影現場におり、適切な安全対策をすべて施している」とし、「私たちはキャストとクルーの健康と安全に深く配慮しています」と述べたという。
ただイギリス・メディアのMailOnlineなどは、参加者の「ひどい寒さのために凍傷になるかと思った」との言葉を伝えており、ある人物は次のように述べていたという。
「ゲームの現場はまるで戦場のようだった。医療スタッフが待機していたが、(多額の賞金のために)誰も助けを求めようとしなかった。あまりにも寒くて足を動かすことさえできなかった」
「イカ・ゲーム」は、現在もNetflixの歴代人気シリーズとして記録を保持しており、配信開始から28日間で1億1100万人のユーザーにストリーミングされたそうだ。(了)
出典元:BBC:Squid Game: Three receive treatment during Netflix show(1/25)