ロシアの新型ミサイルが誤作動を起こし、カスピ海に落下か?
ロシアの爆撃機から発射されたミサイルが、誤作動で、カスピ海へ落下したとの情報が流れている。
爆撃機「Tu-95MS」から発射
そう伝えているのは、「Crimean Wind」と呼ばれるテレグラム・チャンネルだ。
それによれば、このミサイルは核を搭載できるロシア軍の戦略爆撃機「Tu-95MS」から、ウクライナに向けて3発発射されたという。
しかし途中で誤作動を起こし、カスピ海へ落下したと報告されたようだ。
ロシア軍の関係者は、テレグラムにおいて次のように述べている。
「この失態は、ロシアの住宅を直撃する可能性がある。すぐに落ちたのは非常にラッキーだった。もう少し遠くまで飛んでいって住宅に落下したら、多くの人が死んでいたかもしれない。ミサイルが落下した理由を解明しなければ、そのような悲劇が起きるのは、時間の問題だ」
制裁により劣悪な部品を使用か?
実はロシア軍はカスピ海上空から、ウクライナに向けて定期的に巡航ミサイルを発射しており、ウクライナ北東部のハルキウ、ドニプロ、リヴィウ、オデーサで市民が死亡している。
またミサイルの故障について、ある情報筋は「欧米の制裁により、メーカーが劣悪な部品を使わざるを得なくなったことかもしれない」と主張しているという。
その他の原因としては、「組み立て時の労働者の怠慢」、あるいは闇市場で売るための「部品の盗難」などが考えられている。
先日「Su-34」から発射された爆弾が、誤ってロシアのベルゴロド市に着弾しているが、今回の落下もその後に起きたという。(了)
出典元:METRO:Humiliation for Putin after new missiles ‘plunge into sea and narrowly miss flats’(5/2)