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ロシアの新型ミサイルが誤作動を起こし、カスピ海に落下か?

ロシアの新型ミサイルが誤作動を起こし、カスピ海に落下か?
flickr_Andrey Belenko

ロシアの爆撃機から発射されたミサイルが、誤作動で、カスピ海へ落下したとの情報が流れている。

 

爆撃機「Tu-95MS」から発射

 

そう伝えているのは、「Crimean Wind」と呼ばれるテレグラム・チャンネルだ。

 

それによれば、このミサイルは核を搭載できるロシア軍の戦略爆撃機「Tu-95MS」から、ウクライナに向けて3発発射されたという。

 

しかし途中で誤作動を起こし、カスピ海へ落下したと報告されたようだ。

 

ロシア軍の関係者は、テレグラムにおいて次のように述べている。

 

「この失態は、ロシアの住宅を直撃する可能性がある。すぐに落ちたのは非常にラッキーだった。もう少し遠くまで飛んでいって住宅に落下したら、多くの人が死んでいたかもしれない。ミサイルが落下した理由を解明しなければ、そのような悲劇が起きるのは、時間の問題だ」

 

制裁により劣悪な部品を使用か?

 

実はロシア軍はカスピ海上空から、ウクライナに向けて定期的に巡航ミサイルを発射しており、ウクライナ北東部のハルキウ、ドニプロ、リヴィウ、オデーサで市民が死亡している。

 

またミサイルの故障について、ある情報筋は「欧米の制裁により、メーカーが劣悪な部品を使わざるを得なくなったことかもしれない」と主張しているという。

 

その他の原因としては、「組み立て時の労働者の怠慢」、あるいは闇市場で売るための「部品の盗難」などが考えられている。

 

先日「Su-34」から発射された爆弾が、誤ってロシアのベルゴロド市に着弾しているが、今回の落下もその後に起きたという。(了)

 

出典元:METRO:Humiliation for Putin after new missiles ‘plunge into sea and narrowly miss flats’(5/2)

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