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ザポリージャ州でロシア軍幹部が、ミサイル攻撃により死亡

ザポリージャ州でロシア軍幹部が、ミサイル攻撃により死亡
Twitter/Special Kherson Cat

ウクライナのザポリージャ州の前線で、ロシア軍幹部が戦死したことが明らかになった。

 

ロシア側関係者が発表

 

死亡が確認されたのは、ロシア第35軍の参謀長、セルゲイ・ゴリャチェフ少将だ。

 

ロシア軍の支配下にあるザポリージャ州南部の、ロシア側関係者であるウラジミール・ロゴフ氏が6月13日に明らかにした。

 

ロゴフ氏によれば、ゴリャチェフ少将はザポリージャ州の前線で、ウクライナ軍によるミサイル攻撃で死亡したという。

 

ウクライナ軍はわずかに前進

 

ウクライナのハンナ・マリアー副国防相は13日、ドネツク州のバフムトとToretsk付近で、ウクライナ軍が少しずつ前進していると報告した。

 

同副大臣はテレグラムのメッセージで、ウクライナ軍はベルクヒフ貯水池のあるエリアから、バフムト方面に向かって250メートル、Toretsk方面に200メートル前進したと述べたという。

 

またベルジャンシク方面では、3平方キロメートルの領土を占領したと主張している。

 

ロシア軍は攻撃を撃退したと主張

 

一方、ロシア国防省は13日、ドネツク州南部の集落、MakarivkaやRivnopil、Prechystivka村付近で、ウクライナ軍の攻撃を撃退したと発表した。

 

またロシア国防省は、ウクライナ軍との戦闘で捕獲した、ドイツ製の戦車「レオパルト」とアメリカ製の戦闘車両「ブラッドレー」のビデオ映像を公開した。

 

 

国防省はテレグラムにおいて、「一部の車両のエンジンはまだ動いていた」と述べているが、その動画がいつ、どこで撮影されたのかは検証されていない。

 

Makarivkaの集落については、数日前ウクライナ軍が奪還したと伝えたが、ロシア側の軍事ブロガーは、この集落が再びロシア側の手に戻ったと主張している。

 

ロシア領内の石油施設で爆発

 

ロシア南部のクラスノダール地方では6月13日、クラスノダール市内にある重要な石油精製施設で大きな爆発が起きたという。

 

クラスノダール地方は、ロシアに占領されているクリミア半島に、物資などを供給するための拠点となっている。

 

しかし、この地域では過去にも爆発が起きており、5月26日にはドローン攻撃により1棟の建物が損傷したと報じられていた。(了)

 

出典元:The Guardian:No need for martial law in Russia, says Putin; senior Russian general killed in Zaporizhzhia, says Moscow – as it happened(6/13)

出典元:METRO:Russian troops ‘filmed executing comrades trying to flee the frontline’(6/13)

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