【サッカー女子WC】ザンビア代表の監督が選手の胸を触ったとして、FIFAが調査
現在、女子のサッカー・ワールドカップが開催されているが、FIFA(国際サッカー連盟)はザンビアの監督に不適切な行為があったとして、調査している。
監督が女子選手の胸を触った?
その監督とは、ザンビア女子代表チームのブルース・ムワペ氏だ。彼は7月29日に、ある女子選手の胸を手で揉んだとして告発されたという。
ザンビア代表チームは7月31日、ワールドカップでコスタリカに対し歴史的勝利をおさめたが、その後FIFAはこの疑惑について公式な苦情を受けたことを認めた。
チームに近い関係者によると、7月28日のトレーニング後、ムワペ監督がチームメイトの胸に手をやっているのを、数人の選手が目撃したという。
試合が終わるまで報告を保留
目撃者たちは、この出来事をすぐにFIFAに報告することも検討したようだが、試合前にチームを不安にさせるかもしれないという懸念から、試合が終了するまで待つことにしたらしい。
ザンビアはスペインと日本に5-0で敗れ、すでに敗退が決まっていたが、コスタリカに3-1で勝利し、グループ3位となった。
今回の告発について、FIFAのスポークスマンは、次のように述べている。
「FIFAはいかなる不正行為の疑惑も極めて深刻に受け止めており、サッカー関係者であれば誰でも通報できるよう、明確なプロセスを設けています。ザンビア女子代表に関連して苦情を受け、現在調査中であることを確認しています。現在進行中の調査については、守秘義務があるため、これ以上の詳細をお伝えすることはできません」
ザンビアサッカー協会(FAZ)の会長もこのことを、すでに知っているとみられているが、ムワペ監督同様、メディアへの質問には答えていない。
ムワペ監督は2018年5月に、ザンビア代表監督に就任。初のワールドカップ出場権獲得に貢献したという。(了)
出典元:The Guardian:Fifa investigating claims Zambia coach rubbed player’s chest at World Cup(8/3)