エリザベス女王の1周忌を前に、宮殿の外でコーギーのパレードが行われる
エリザベス女王の逝去から1周忌を迎え、イギリスのロンドンでは、コーギーのパレードが行われたという。
コーギーらが王室の衣装で散歩
ロンドンにあるバッキンガム宮殿の外では9月3日、約20人の王室ファンとそのペットのコーギーたちが集まったという。
彼らはエリザベス女王の逝去から1周忌を前に、コーギーたちに王冠やティアラ、王室の衣装を着せて散歩をし、パレードを行ったそうだ。
昨年の9月8日に亡くなったエリザベス女王は、18歳の誕生日にコーギーの「スーザン」を贈られて以来、生涯を通じて約30匹のコーギーを飼っていたという。
「コーギーを通して偲ぶのが一番」
このパレードを企画した、アガサ・クレラー=ギルバートさんは、エリザベス女王を偲んで毎年コーギーの行進を行いたいとし、次のように語っている。
「エリザベス(女王)を偲ぶのに、彼女が生涯愛し、大切にしていたコーギーという犬種を通して偲ぶのが一番だと思います。私はまだ、彼女が物理的に私たちの周りにいないという事実に、慣れることができないのです」
「シナモン」という名のコーギーを飼い、過去に王室関連のイベントにもペットを連れて出席したことのあるアレクサンドル・バーミンさんも、次のように語っている。
「正直なところ、本当につらい気持ちです。もう私たちの間に(女王が)いないのは本当に悲しいことです。それでも、女王陛下は私たちの心の中にいらっしゃいます」
70年間在位したエリザベス女王は、昨年の9月8日、スコットランドのバルモラル城で亡くなった。96歳だった。(了)
出典元:ABC News:Corgis parade outside Buckingham Palace to remember Queen Elizabeth II a year since her death(9/4)