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イスラエルが数日以内にガザ地区へ地上侵攻か?可能性が高まる

イスラエルが数日以内にガザ地区へ地上侵攻か?可能性が高まる
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イスラエル軍が、パレスチナ人の暮らすガザ地区へ地上侵攻するのではないか、との見方が強まっている。

 

「軍へのすべての制限を解除」

 

イスラエル軍は10月9日、南部でのパレスチナ武装勢力「ハマス」による攻撃を、ほぼ鎮圧したと発表した。

 

その後、約30万人の予備役を招集し、ガザ地区との国境付近に多くの戦車を配置。10日には、さらに国境沿いでの部隊の増強が図られたという。

 

イスラエルの国防相は、軍に対する「すべての制限を解除した」とし、「ガザは決して元には戻らない」と発言したという。

 

また9日には、イスラエルのネタニヤフ首相も「中東を変える」とまで宣言していた。

 

イスラエルの死者1000人、ガザ地区900人

 

イスラエル軍は、7日に「ハマス」が越境侵入して南部の村などを襲撃して以来、死者が1000人を越えたと明らかにした。

 

一方、ガザ地区ではイスラエル側の空爆が続いており、保健当局はこれまでの死者数を900人と発表。死者の中には260人の子供と230人の女性が含まれているという。

 

ガザ地区は、イスラエル側により完全に封鎖されており、電気や水道、食料などの供給も停止されたとの情報が流れている。

 

2人のパレスチナ人が射殺される

 

武装勢力「ヒズボラ」が支配するレバノン南部からも、イスラエル北部に向けてロケット弾が発射されたそうだ。

 

イスラエル軍はこれに応戦し、ゴラン高原からシリアに迫撃砲を撃ち込み、レバノン・イスラエル国境沿いで3日連続の銃撃戦となった。

 

またヨルダン川西岸地区と東エルサレムでは、若者を標的とした暴力が増加しており、東エルサレムでは2人のパレスチナ人が、イスラエルの国境警備隊に射殺されたという。

 

国連の人権理事会は、イスラエルとガザにおいて戦争犯罪が行われた可能性を示す「明確な証拠」がすでにあると警告。7日以来、イスラエル軍とハマス「双方による戦争犯罪」の証拠を収集していると述べた。(了)

 

出典元:The Guardian:Israel-Hamas war live: Israel defence minister ‘releases all restraints’ on troops; Biden calls Hamas attack an ‘act of sheer evil’(10/10)

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