プライド・イベントで、レインボーのレーザーが街に放たれる【動画】
先週末、アメリカのカリフォルニア州で、LGBTQ+(性的マイノリティ)の権利を訴えるプライド・ウィークエンドが始まり、鮮やかな光のショーが行われた。
サンフランシスコの通りをレーザーが覆う
カリフォルニア州のサンフランシスコでは6月28日から準備が始まり、すでに街のいたるところでフェスティバルやイベントが開催されたという。
そして28日には、フェリービルディングの前でレインボー・レーザーライト・ディスプレイが点灯したそうだ。
このディスプレイでは、サンフランシスコのマーケットストリートの上、全長約6.4kmにわたって20個の多色のレーザーが投影されたという。
このレーザーは、サンフランシスコ市での20年に及ぶ同性婚などの結婚の平等性を祝して、28日から30日まで3晩、夕暮れから夜明けまで点灯されたそうだ。それがこちら。
A rainbow art installation kicked off Pride weekend celebrations across San Francisco, California, as festivities marked the 20th anniversary of same-sex marriage in the city. https://t.co/Ip5ay0xAMI pic.twitter.com/YfnzhxadX2
— ABC News (@ABC) July 1, 2024
20回目のトランス・マーチ
またサンフランシスコ市内のデロレス公園では、トランスコミュニティを支援するフェアが行われ、音楽が大音量で響き渡ったという。
その後、群衆は巨大なトランスの旗を掲げて通りに移動。彼らは集会のためにシビックセンターに向かって、20回目のトランス・マーチを行ったそうだ。
デモ行進の主催者らは、これは世界最大規模のトランスジェンダーイベントの1つだと述べている。
6月はプライド月間とされ、世界各地でLGBTQ+の権利や文化を祝い、コミュニティーへの連帯を示すさまざまなイベントが行われてきた。
ただアメリカでは最近、各州で反LGBTQ+法案が生まれ、主にトランスジェンダーの人々が標的にされているそうだ。(了)
出典元:ABC7:Pride weekend kicks off in San Francisco with love, lasers and 20th anniversary of Trans March(6/29)