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ウクライナでロシア軍による弾道ミサイル攻撃、50人以上が死亡、200人以上が負傷

ウクライナでロシア軍による弾道ミサイル攻撃、50人以上が死亡、200人以上が負傷
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ウクライナで9月3日、ロシア軍による弾道ミサイルの攻撃があり、数多くの人々が殺された。

 

軍の教育機関と病院が狙われる

 

ウクライナのゼレンスキー大統領によれば、首都キーウの南東320kmにある、Poltava州の中心地で、ロシア軍の弾道ミサイル攻撃があったという。

 

この攻撃では、通信・情報技術を教える高等教育機関「軍事通信研究所」の建物と、隣接する病院とが狙われ、51人が死亡、200人以上が負傷したそうだ。

 

2発の弾道ミサイルが「軍事通信研究所」の建物の一部を破壊し、多くの人が瓦礫の下に取り残されたという。

 

空襲警報の鳴るのが遅かった

 

ウクライナ国防省の声明によれば、空襲警報が鳴るのが遅く、人々が避難していた時にミサイルの攻撃が行われたという。

 

またこれは未確認の情報なのだが、この時「軍事通信研究所」では、軍事式典または行事が行われていたとされ、ロシアの攻撃の脅威があったにもかかわらず、イベントの開催を許可した当局者を多くのウクライナ人がSNSで非難しているそうだ。

 

実際、国の軍指導部を批判し続けているウクライナの国会議員、マリア・ベズグラ氏は、そのような行事を許可することで、兵士を危険にさらしていると非難。「こうした悲劇は繰り返され続けています。いつ止まるの?」とSNSに投稿した。

 

一方、Poltava州のPhilip Pronin州知事は「敵はウクライナに更なる苦痛を与え、ウクライナ国民を混乱させるためにあらゆる手段を使っている。信頼できる情報源のみを信頼してください」と述べている。

 

ウクライナ軍は、施設内の隊員を保護するのに十分な措置が講じられたかどうかを確認するための調査が進行中であるとし、再発防止策を講じると約束した。(了)

 

出典元:The Guardian:Russian attack in Ukrainian city of Poltava kills at least 50 people(9/3)

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