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自宅を改装中に男性が母親の遺体を発見、その後実の父親が逮捕される

自宅を改装中に男性が母親の遺体を発見、その後実の父親が逮捕される
Twitter/Christy Turner

アメリカで自宅を改装していた男性が、自分の母親の遺体を発見し、先日21年前の事件について裁判が行われた。

 

裏庭の水漏れを修理していた

 

その男性とは、フロリダ州のジャクソンビルに住むAaron Fraserさん。彼は2014年に幼い頃に住んでいた自宅の改装を行っている最中、裏庭にあるシャワーの水漏れを調べていたという。

 

そしてコンクリートの床板(パレット)を持ち上げた時、腐敗した実の母親、Bonnie Haimさんの遺体を発見したそうだ。

 

この結果、捜査が再開され、彼の実の父親であるMichael Haim容疑者が逮捕され、今週の火曜日に裁判が開かれた。

 

遺体を見つけたAaronさんは、裁判で次のように語っている。

 

「私はココナッツ状の物体を拾いました。やがてそれが母親の頭蓋骨の上の部分だとわかたのです。さらに穴を見返してみると、歯が見えました。と同時に眼窩の上の部分も見えました」

 

母親が23歳の時に行方不明

 

Michael容疑者と妻のBonnieさんは夢のようなロマンスの末に結婚したが、2人の幸せは長くは続かなかったという。

 

当時、23歳だったBonnieさんはその後、子供を連れて家を出ようとしていたが、1993年に行方不明に。当時、Michael容疑者は彼女が出ていくのを止めることはできなかった、と語っている。

 

結局、遺体も見つからなかったため、事件化されずに終わり、Aaronさんは養子に出されることに。

 

その後、大人になったAaronさんは、父親がずっと借りていた家のオーナーになる。ただし昔から父親には、裏庭を掘るなと言われてきたという。

 

「パパがママを傷つけた」

 

裁判において検察官は、家を出て行くBonnieさんを止められなかったから、Michael容疑者が殺害したと主張。

 

また事件直後、当時3歳だったAaronさんに聞き取りを行ったケースワーカーも裁判に出席し、幼い彼が「パパがママを傷つけた」と語っていたことを証言した。

 

さらに2015年の供述調書に書かれていたAaronさんの言葉、「パパがママを撃った」「パパはママを目覚めさせられなかった」という内容も明らかにされた。

 

 

もっともMichael容疑者は無罪を主張。しかし遺体が埋められた場所から22口径の銃弾の薬莢が見つかっており、それは同容疑者が持っていた銃の口径と同じものだったと言われている。

 

裁判の行方は分からないが、実の母親の遺体を見つけるとは、Aaronさんもショックだったに違いない。(了)

 

 

出典元:People:‘Daddy Shot Mommy’: Man Renovating Home Finds Mom’s Remains in Backyard, and His Dad Is Charged(4/10)

出典元:WJAX:Jacksonville man accused of killing wife in 1993 on trial; Son gives powerful testimony(4/10)

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