おうし座北流星群がピーク、非常に明るい流星が見られる可能性
おうし座北流星群がピーク(極大)を迎え、1時間に数個の流れ星が見られる可能性があるという。
11月11日から12日にかけてピーク
おうし座流星群は、放射点がおうし座にある流星群で、南流星群と北流星群に分かれていると言われている。
そしておうし座南流星群は、9月23日から11月12日まで続き、11月4日から5日にかけてピークに達したそうだ。
そしておうし座北流星群は、10月13日から12月2日まで活動し、11月11日から12日にかけてピークになるという。
1時間に約5個の流れ星
おうし座流星群は世界各地で観測でき、ピーク時には1時間に約5個の流れ星を観測できる可能性がある。
もっとも流れ星の数からいえば、おうし座流星群は他の流星群に比べて、決して多いとは言えない。
しかし地球近傍天体研究センターによると、おうし座流星群の流れ星は非常に明るく、広い範囲(南極以外)で見ることができるという。
また時には「火球」と呼ばれる眩しい流れ星になることもあるため、「ハロウィーンの火の玉」と呼ばれることもあるそうだ。
11月にはおうし座が深夜に東(北半球の場合)から昇るが、この流れ星は空全体で見え、双眼鏡や望遠鏡を用意する必要もない。ただし観測には、月が沈んだ後が適している。(了)
出典元:Livescience:Look for ‘fireball’ meteors over the US tonight as the North Taurid meteor shower peaks(11/11)