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古代ガリア人の人骨、穴の中で座った状態のまま発見【フランス】

古代ガリア人の人骨、穴の中で座った状態のまま発見【フランス】
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フランスの小学校の付近で、不思議な埋葬のされ方をした古代人の人骨が発見された。

 

奇妙な埋葬方法

 

その人骨が見つかったのは先週、発見したのはフランス東部のDijon市にある「ジョセフィン・ベーカー小学校」の生徒たちとされている。

 

生徒たちは校庭のすぐそばで、円形の穴の中、背中を伸ばして座っている骸骨を発見したという。

 

この人骨は古代のガリア人の物とされ、研究者は、なぜこのような方法で死者を埋葬したのか、解明しようとしている。

 

今月初めにも4体を発見

 

ガリア人は紀元前5世紀頃に出現し、現在のフランスやベルギー、スイス、そしてさらに東の地域にまで勢力を広げたという。

 

しかし紀元前50年には、ローマ帝国の武将、ユリウス・カエサルによってガリアは征服され、やがてガリア人はローマ人と同化をしていったと言われている。

 

そしてDijon市は、過去30年間の考古学的発掘調査により、ガリア人にとって特別な場所、集落があったとも考えられており、今月初めにもこの近くで、4体の骸骨が発掘された。

 

これらの4体の骸骨も直径1メートルの穴の底に、背中を伸ばした状態で座っており、今回の骸骨も含めて、全て背中が東の壁にもたれ、視線は西を向いていたという。

 

昨年も、さらに13体の骸骨が発見されており、それらも含め、これらの遺体は紀元前300年から紀元前200年頃のものと推定されている。

 

5体には暴力の痕跡

 

ガリア人の文化についてはほとんど知られておらず、今回の奇妙な埋葬方法も、罪を犯した者への罰だったのか、それとも権力者への褒美だったのか、または生きたまま埋められたのか、など全く分かっていない。

 

ただ骸骨のうち5体には、暴力を受けた痕跡があり、1体には頭蓋骨に致命傷があったという。

 

またガリア時代に遡ることを示す腕輪1点を除き、Dijon市の骸骨からは身の回り品や装飾品は発見されていない。

 

1992年に発見された子供を除き、骸骨はすべて男性で、身長は1.62mから1.82mだったと言われている。(了)

 

出典元:The Guardian:Ancient skeleton unearthed in France is latest to be found sitting upright(3/18)

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