ピカチュウ、国際宇宙ステーションに乗務する

国際宇宙ステーション(ISS)の船内に浮かぶ、愛らしいピカチュウの動画が投稿され、宇宙ファンとポケモンファンの両方を笑顔にさせている。実はこのピカチュウ、単なるマスコットでなく、重要な役割を担っているそうだ。
宇宙服を着たピカチュウ
欧州宇宙機関(ESA)が公開したその動画には、宇宙服を着たピカチュウのぬいぐるみが、船内の機材の前で漂っている。
そして撮影している飛行士のSophie Adenotさんが、それぞれの機材(ウォーターサーバー、冷凍庫など)について説明する姿が映っていた。
このピカチュウは、彼女が宇宙ステーションにやって来る際、地球から打ち上げられたロケットに持ち込んだものだ。
この投稿をInstagramで見る
欧州宇宙機関は、今年10月4日から10日までの「世界宇宙週間2026」を記念し、株式会社ポケモンとコラボした。その一環として、Adenotさんが、ポケモンのぬいぐるみを宇宙ステーションに持ち込み、動画を投稿した。
なぜポケモンなのか、という理由について、欧州宇宙機関のアッシュバッハー長官は次のように言う。「次世代をインスパイアすることは、私たちのミッションの重要な部分です。これまでとは違う雰囲気で宇宙探査活動を捉えることで、あらゆる年齢層の好奇心をかきたて、宇宙に興味を持ってもらいたいと考えています」
ぬいぐるみはゼロG・インジケーター
柔らかいぬいぐるみは、乗務員が気晴らしに遊ぶマスコットのように見えるが、海外メディアによれば、宇宙ミッションにおける「ゼロG・インジケーター(無重力インジケーター)」としての役割を担っているのだそう。
NASAによると、「ゼロG・インジケーターとは、宇宙船とそのクルーが無重力空間(宇宙)に到達した瞬間を視覚的に示すために、機内に持ち込まれる小型のぬいぐるみ」のこと。つまり、ロケットが打ち上げられてから、宇宙船内でぬいぐるみがぷかぷか浮き始めれば、宇宙に到達したと分かるわけだ。
AdenotさんがゼロG・インジケーターとして持ち込んだのはピカチュウだが、過去にはスヌーピーやベビー・ヨーダ、ディズニー映画『アナと雪の女王』のオラフのぬいぐるみなどを持ち込んだ飛行士もいるという。(了)
出典元:Hindustan Times:Pikachu aboard ISS: 5 times astronauts including Shubhanshu Shukla flew plush toys into space and why(10/7)


























