米大リーグの始球式に修道女が登場、ノーバウンドで見事な投球を披露し話題に
アメリカで行われた大リーグの始球式で、修道女がマウンドに立ち、素晴らしい投球を見せたとして話題となっている。
慣れた様子でボールを腕で弾く
その修道女とは、イリノイ州のシガゴハイツにあるMarian Catholic高校に務める、Mary Jo Sobieckさん。
彼女は先週の土曜日に行われたシカゴ・ホワイトソックスとカンサスシティ・ロイヤルズの試合の前に、ピッチャーマウンドに登場。
慣れた様子でボールを腕の上で弾ませ、その後キャッチャーめがけて投球。ノーバウンドで、しかもストライクゾーンにボールを投げ入れた。
これを見ていた観客らは驚愕、球場が多くの声援にに包まれたという。その時の様子が下になる。
Don't sleep on Sister Mary Jo's curve ball 🔥 pic.twitter.com/GMBqLJaUUh
— ESPN (@espn) August 19, 2018
One of the most impressive first pitches of all time. 😱 pic.twitter.com/PA7M4iC9X5
— Chicago White Sox (@whitesox) August 18, 2018
米テレビ番組にも出演
ホワイトソックスも公式ツイッターに、始球式の動画を投稿。「これまでの中で、もっとも印象的な始球式の1つだ」とツイートした。
また動画を見た多くのユーザーも「引退した野球選手もいるけど、こんなにうまく投げられないよ」や「よくやった!シスター」「彼女の代理人に連絡を取れ!」といったコメントを寄せている。
Mercy, Sister Mary Jo! pic.twitter.com/oM9jBDT5N7
— Chicago White Sox (@whitesox) August 19, 2018
さらにSobieckさんはこの始球式がきかっけで話題となり、米放送局ABCのテレビ番組にも出演。当時の心境などを語っている。
ただ特に皆が疑問に思ったのは、彼女のこれまでの野球経験についてだ。実はSobieckさんはスポーツ一家で育ち、ミネソタ州にあるSt. Scholasticaカレッジの在学中にはバレーボールとソフトボールをしており、野球の経験はないという。
それにしてもシスターがここまで見事な投球を披露するとは、確かに印象に残る始球式と言えるかもしれない。(了)
出典元:ABC News:Nun who threw perfect pitch before White Sox game says she was picked for ‘youth’ and agility(8/19)
出典元:People:Holy Moly! Nun Throws a ‘Perfect Pitch’ at White Sox Game — and Shows Off Another Impressive Trick(8/20)