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足と手しか残っていなかった…飢えたヒグマが家に侵入し高齢者と犬を食べ尽くす

足と手しか残っていなかった…飢えたヒグマが家に侵入し高齢者と犬を食べ尽くす
flickr_Michael Shehan Obeysekera

飢えたヒグマが高齢者と犬を襲い、身体のほとんどを食べつくすというおぞましい事件が起きた。

 

窓を突き破ってヒグマが侵入

 

この事件が起きたのは、ロシアのイルクーツクにある街、ヴィチムスキー村。亡くなったのはその町の消防署でドライバーをしていた、 Sergey Fadeyevさん(66)とされている。

 

Sergeyさんは2階建ての木造住宅に1人で住んでいたが、ある夜クマがその家の窓を叩き割り、入り込んできたという。

 

そしてクマは Sergeyさんに襲い掛かり、殺害。また飼っていた犬もクマに襲われて死んだと見られている。

 

その後、クマはそれぞれを食べたとされ、家には Sergeyさんの片方の腕と片足しか残っていなかったそうだ。

 

付近の村には警告が出されていた

 

このヒグマは冬ごもりに失敗したとみられており、そばにあるBolshoi Severny 村の住人も当局から、冬眠できなかったクマが彷徨っていると警告を受けていたという。

 

またクマの足跡もヴィチムスキー村のそばで見つかっており、全ての子供は自宅に待機するよう伝えられていたとか。

 

この事件は地元の住民を震撼させており、ネットにも「おじいさんがクマによって食べられた」や「彼の足まで全て食べられた」などと書き込まれたとか。

 

夏に食べ物を十分食べられなかった?

 

クマは再び Sergeyさんの遺体を食べようと戻ったところを地元のハンターによって発見され、撃たれて殺された。

 

一方、住民の1人は今年の夏に、主食の果実が不足していたため、野生のヒグマがお腹を空かせていたと指摘。

 

そのため十分太ることができず、冬眠することに失敗したと考えられている。

 

しかし別の地元住民は「ここに50年住んでいるが、クマが人間を食べるようなことは聞いたことがない」と話しているという。(了)

 

 

出展元:Mirror:Hungry brown bear devours man and his dog leaving only an arm and leg behind(12/4)

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