足と手しか残っていなかった…飢えたヒグマが家に侵入し高齢者と犬を食べ尽くす
飢えたヒグマが高齢者と犬を襲い、身体のほとんどを食べつくすというおぞましい事件が起きた。
窓を突き破ってヒグマが侵入
この事件が起きたのは、ロシアのイルクーツクにある街、ヴィチムスキー村。亡くなったのはその町の消防署でドライバーをしていた、 Sergey Fadeyevさん(66)とされている。
Sergeyさんは2階建ての木造住宅に1人で住んでいたが、ある夜クマがその家の窓を叩き割り、入り込んできたという。
そしてクマは Sergeyさんに襲い掛かり、殺害。また飼っていた犬もクマに襲われて死んだと見られている。
その後、クマはそれぞれを食べたとされ、家には Sergeyさんの片方の腕と片足しか残っていなかったそうだ。
Hungry brown bear eats man and his dog leaving only an arm and leg behind https://t.co/sMCl7ZD9V9 pic.twitter.com/v8MdXsCejA
— Daily Mirror (@DailyMirror) December 4, 2019
付近の村には警告が出されていた
このヒグマは冬ごもりに失敗したとみられており、そばにあるBolshoi Severny 村の住人も当局から、冬眠できなかったクマが彷徨っていると警告を受けていたという。
またクマの足跡もヴィチムスキー村のそばで見つかっており、全ての子供は自宅に待機するよう伝えられていたとか。
この事件は地元の住民を震撼させており、ネットにも「おじいさんがクマによって食べられた」や「彼の足まで全て食べられた」などと書き込まれたとか。
夏に食べ物を十分食べられなかった?
クマは再び Sergeyさんの遺体を食べようと戻ったところを地元のハンターによって発見され、撃たれて殺された。
一方、住民の1人は今年の夏に、主食の果実が不足していたため、野生のヒグマがお腹を空かせていたと指摘。
そのため十分太ることができず、冬眠することに失敗したと考えられている。
しかし別の地元住民は「ここに50年住んでいるが、クマが人間を食べるようなことは聞いたことがない」と話しているという。(了)
出展元:Mirror:Hungry brown bear devours man and his dog leaving only an arm and leg behind(12/4)