フランス人発明家、アイアンマン風のボディスーツにタイヤをつけ地面すれすれに疾走
体にいくつかのローラーをつけて、速いスピードで道路を下っていく発明家が注目を集めている。
胸や腕、膝や足に付けられたローラー
その発明家とは、「ローラーマン」と呼ばれているフランス人のJean-Yves Blondeauさん(49)だ。
彼はアイアンマン風のボディスーツに、32個の小さなタイヤ(ローラー)を装着。
胸や腕、膝や足に付けられたローラーで、道路を走っていく方法を考案した。
このスーツは「Buggy Rollinスーツ」と呼ばれ、Blondeauさんは実際にこれを着て、自ら丘を下っていく動画を複数撮影。それらの1つは中国のソーシャルメディアでも注目を浴び、5500万回も再生されたとか。
大学の卒業テーマで考案
彼はもともとこれを、パリにある工業デザインの大学での卒業テーマとして考案。その後改良を重ね、1990年半ばには実際に、パリの路上で走行する姿を披露したという。
それ以降もBlondeauさんは「Buggy Rollinスーツ」を改良し続け、現在までに20バージョン(世代)も作り出してきたそうだ。
彼はこのスーツを着て、地上すれすれに走っていくのだが、最新のスーツでは時速125kmも出るようになっているという。
またBlondeauさんは現在、電気モーターを使った新しいバージョンも開発しているところだと述べている。(了)
出典元:MailOnline:French inventor, 49, hits heart-stopping speeds of 78mph in his amazing Iron Man-style armoured suit with 32 wheels(3/7)