ベルギーの首都で1月1日から、車の制限速度が時速30kmに変更
ベルギーの都市で1月1日から、交通ルールが変更となり、ほとんどのエリアで新たな制限速度が設けられた。
19の全ての地区で新たな制限速度に
ベルギーの首都、ブリュッセル市では、1月1日から車の制限速度が時速30kmに変更になったという。
市当局は、交通事故を減らし、道路上での安全性を高めるために、ブリュッセルにある19地区の全てでこの措置が取られると述べている。
そして数箇所の主要道路だけが、この制限速度を免除されるそうだ。
新ルールに対して賛否両論
この新しいルールについて、住民の間でも意見が分かれているらしく、賛成派は「特に子供の安全にとって、車をゆっくり運転することは良いことだ」と述べている。
その一方である人物は、学校の周辺で速度を制限するのは賛成だとしながらも、「至るところでこの制限速度にするのは、やりすぎ」だと述べたそうだ。
ただCécile Jodogne市長によれば、道路での交通安全が重要な課題であることを理解したくない人も、未だにいるという。
今後は市の19の自治体において警察のチェックが行われ、十数台の新しい自動速度取締機も設置される予定だと言われている。
また違反者の多くは罰金で済まされるが、繰り返し違反したものは、車を没収される可能性もあるそうだ。(了)
出典元:euronews:Brussels says new city-wide 30 km/h speed limit will increase road safety(1/2)