NZの最大都市で7日間のロックダウンへ、1人から由来不明の新型コロナを検出
ニュージーランドで新型コロナウイルスに感染した患者が1人見つかり、一部の都市でロックダウンが行われることになった。
由来の分からないウイルスを検出
ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は2月27日、記者会見において、最大都市のオークランドでロックダウンを行うと発表した。
これは由来の分からない新型コロナウイルスに感染した1名の症例が明らかになったためで、ロックダウンは2月28日の朝から7日間実施されるという。
人口200万人のオークランドでは2週間前にも、ある家族からイギリス由来の変異株が検出され、3日間のロックダウンが行われたばかりだ。
2月初旬のクラスターとの関係を調べる
保健当局も現時点では、今回の患者がどのような経緯で感染したのかは確認が取れておらず、ウイルスについてはゲノム解析が進められているという。
その患者は先週の日曜日から新型コロナに感染している可能性があるとみなされ、火曜日には症状が悪化。その間も複数の公共の場所を訪れていたそうだ。
これに基づいて、今回7日間のロックダウンの決定が下された。
ニュージーランドでは2月初旬に、クラスターが発生しており、保健当局は今回の症例も、これと関連があるかどうか、調べている。
今回のロックダウンでは、レベル3の行動制限がかけられ、人々は生活必需品の買い物や、必要不可欠な仕事の場合のみ、家を離れることができるという。
オークランド以外の地域も、レベル2の行動制限がかけられる予定で、今後公共の場で人々が集まることが禁止されるそうだ。(了)
出典元:NBC:New Zealand’s largest city, Auckland, goes in lockdown after 1 new Covid-19 case found(2/27)