飼育員も大変!豪の動物園で巨大なワニを12人がかりで移送
オーストラリアにある動物園で、先日大きなワニが確保され、別の施設に移送された。
攻撃的になったため、仲間から引き離す
その動物園とは、ニューサウスウェールズ州にある「オーストラリア爬虫類パーク」だ。
ここにはラッパーの「カニエ・ウェスト」に因んで名前が付けられた、アメリカン・アリゲーターの「Kanye」が暮らしているという。
しかし巨大な「Kanye」は最近、非常に攻撃的になったため、他のワニから引き離されることになったそうだ。
多くの飼育員がワニの背中に乗る
そこで動物園の飼育員が、12人がかりで「Kanye」を確保。暴れないよう、多くの飼育員が「Kanye」の背中に乗り、無事に口を閉じることに成功した。その様子がこちら。
このワニの繁殖シーズンは5月の初め頃とされ、6月下旬から7月初旬にはメスが、35個から50個の卵を産むという。
そして季節が暖かくなり、繁殖シーズンを迎えると、オスはメスを求めて動き回り、他のオスを寄せ付けないよう、攻撃的になるそうだ。
しかし「Kanye」はいまだに攻撃的で、飼育員にまで向かってくるようになり、他のワニからも遠ざける必要があったため、今回捕獲されることになった。
「Kanye」はしばらく別の施設で隔離され、1カ月かけて落ち着かせることになるという。
アメリカン・アリゲーターは口に74~80本の歯があり、その強靭な顎は亀の甲羅も割ることができ、チャイニーズ・アリゲーターよりも体が大きいという。(了)
出典元:abc12:‘Over-sexed’ gator named ‘Kanye’ wrangled into solitary by zoo, video shows(10/26)