動物園で柵を越え、オランウータンの檻に近づいた男性、後悔することに
インドネシアの動物園で、オランウータンを撮影しようとした男性が、悲劇に見舞われたという。
面白い動画を撮影するため接近
その出来事が起きたのは6月6日、場所はインドネシアのリアウ州にあるKasang Kulim動物園とされている。
その日、この動物園を訪れた男性、Hasanal Arifin(19歳)さんは、面白い瞬間を撮影するため、園内の柵を越え、オランウータンの檻に近づいていったという。
しかし次の瞬間、「ティナ」と呼ばれるメスのオランウータンはArifinさんの腕をつかみ、しまいには足まで高く持ち上げようとし、噛みつこうとさえしたそうだ。その様子がこちら。
OMG!🤯 According to https://t.co/eHQMGqDlhl, an Indonesian news site, this video was filmed on June 6, 2022, at the Kasang Kulim Zoo in the province of Riau, & shows an orangutan named Tina grabbing a zoo visitor who got too close to her cage. This visitor had violated the rules. pic.twitter.com/YxUDdioJKa
— bosslady356@yahoo.com (@B0SSLADY356) June 8, 2022
動物園側は男性の行動を非難
動物園の管理者であるデスリザール氏は、地元メディアに対して、この男性の行動を非難したという。
そして男性が動物園の規則を破り、柵を越え、オランウータンを蹴ることもしたとし、次のように述べている。
「これは非常に危険な行為であり、規則に違反しています。私たちはすでにその男性を叱責しました。規則を真摯に受け止めてください」
ここで撮影された動画は注目を集めたが、その後Arifinさんは反省の意を示し、動物園側にも謝罪をしたという。(了)
出典元:METRO:Zoo visitor instantly regrets taunting an orangutan for a selfie(6/8)